「収益拡大のカギを握るファンデータ」 サッカーのDXの裏側

デジタルトランスフォーメーション(DX)やスポーツ産業の現代化に関するコンサルを行っているN3XT Sportsは、業界が持続可能で競争力のある成長を遂げるための機会を見出す可能性を高めている。 同社の代表取締役のムニール・ゾック氏がファンデータがサッカーのデジタル変革をどのようにサポートしているか...

プレミアリーグ

英政府がサッカーファンも含めた規制当局を設立か

イギリスサッカー界は、レギュレーションを見直すために新しい規制当局を持つことになる。英国政府は月曜日、トレーシー・クラウチ議員(元スポーツ大臣)が率いるこの英国サッカー改革プロジェクトを支持した。 その主なアドバイザーは、英国の130クラブのファン団体である。目的は、チームの財務管理などを監督し、必...

ビジャレアル

CL準決勝に進出したビジャレアルの獲得賞金額とは

ビジャレアルはUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝で強豪バイエルン・ミュンヘンを下し、歴史的な快挙を成し遂げた。アリアンツ・アレーナでは、サム・チュクウェゼのゴールにより、ウナイ・エメリ監督が率いるチームが偉業を達成した。 そのためビジャレアルは、以前チャンピオンズリーグの準決勝に進出した2006年...

リバプール

スタンダード・チャータードの次となるリバプールのスポンサーは?

リバプールは、ユニフォームのスポンサーに暗号通貨プラットフォームを採用することを検討しているようだ。The Athleticが報じたように、同クラブは、スタンダード・チャータードとの年間4000万ポンドの契約が2023年5月に切れることを考慮し、新しいユニフォームスポンサー契約について交渉中であるこ...

プレミアビッグクラブにとってELとUECLのメリットはあるのか

2021/22シーズンが終わりに近づくと、イングランドのサッカークラブの羨望の眼差しは、プレミアリーグとチャンピオンズリーグのダブル優勝を狙うリバプールとマンチェスター・シティに注がれる。 チャンピオンズリーグ出場権は、その経済的な影響力を物語る。参加するだけで1300万ポンド、さらにグループステー...

プレミアリーグ、他リーグへの有望株流出を懸念

プレミアリーグのトップクラブは、他国からの優秀なサッカー選手の獲得があまりにも負担にならないよう、Brexit後に採用された厳しいサッカー規則の緩和を望んでいる。 英国のEU離脱に伴い、海外選手の獲得に関するルールの変更が昨年初めに正式に決定された。FIFAのルールでは、イングランドのクラブは18歳...

ナセル・アル・ケライフィ

アラブ系オーナー、欧州サッカー界に60億ユーロ費やす

直近で言うと2022年にカタールで開催されるワールドカップだろうか。2010年にカタールW杯開催が決定して以来、アラブ諸国は欧州サッカーに多大な投資をしている。 これまでのところ、クラブの購入(現在、世界中で20以上のクラブが中東諸国の手に渡っている)、スポンサーシップ、増資、施設投資などの間で、そ...

FAカップとコッパイタリア、報酬が多いのは意外にも

コッパ・イタリア決勝は、前回から57年ぶりに再びインテルとユヴェントスの対戦となる。実は、この大会カードの決勝戦は、1954年と1965年の2回しか例がなく、いずれもユベントスがインテルを破って優勝している。 シモーネ・インザーギ率いるインテルとアッレグリ率いるユベントスは、今シーズン二回目となるト...

ブレダ

シティ・フットボール・グループ、ファンの不満を受けてブレダ買収を撤回

The Guardianによると、シティ・フットボール・グループがオランダのクラブ「NACブレダ」の買収を発表した後、一部のファンが激しい反応を示したため、この取引から撤退することになったという。同グループは、すでに700万ユーロでクラブを買収することでオーナーと合意していた。 関連記事:シティ・フ...

UEFA今シーズン黒字に、ユーロ2020で記録的な収入を獲得する

UEFAは20-21シーズンで黒字化する。公式文書によると、UEFAは昨年、2210万ユーロの純利益を計上し、前年の7390万ユーロの赤字と比べると明らかに上回る結果となった。 UEFAの収入は4年間で大幅に増加し、25%増の57億ユーロとなった。その中でも大きな恩恵をもたらしたのがEURO2020...

ユベントス

UEFA、スーパーリーグに関して、レアル、バルサ、ユベントスの制裁にゴーサイン

欧州スーパーリーグ創設の発表から1年、裁判所はUEFAがそのプロモーターに制裁を加えることを許可した。元々は12クラブがオリジナルメンバーとして創設に意欲的だったが、9クラブが撤退し、レアル・マドリード、バルセロナ、ユベントスが残った。しかし、今回その3クラブが制裁を受ける可能性がある。 マドリード...

dazn

DAZN、スポーツベッティング商品の発売を発表

世界的なスポーツストリーミングサービス・メディア企業であるDAZNグループは、ベッティングテクノロジー企業のPragmatic Solutionsと「複数年」の契約を締結したことを発表し、スポーツベッティング分野への初進出の詳細を明らかにした。 この契約により、ジブラルタルに本社を置く新会社が設立さ...

ACミラン

約1387億円以上の評価額、エリオットファンドとインベストコープの独占交渉

スポーツ面でも経済面でも期待が続くミラン。インテルにコッパ・イタリアで3-0で敗れたものの、同クラブは依然としてセリエAの最前線で戦っている。ステファノ・ピオリ監督率いるチームは、今後5試合で決定するスクデット争いに全集中を注いでいる。 ビジネス面では、ゴールドマン・サックスが支援するバーレーンのフ...

FIFA

今話題の「FIFA+」。スポンサー状況とビジネスモデルは?

先日、サッカーの試合を生放送や過去の名シーンなどを完全無料で視聴できるというOTTプラットフォーム『FIFA+』のサービス開始を発表したFIFA。現在、そのFIFAは、スポンサーに対して現在の取引額から100%〜150%の増額を要求している。 FIFA+に関して詳しくはこちら 現在、FIFAには合計...

777パートナーズ

古豪復活劇始まるか。777パートナーズ体制のスタンダール・リエージュ

「古豪の復活」それこそが777パートナーズの目指すところ。イタリア最古のクラブであるジェノアを買収したことで話題になっている777パートナーズは、先日、1898年に設立され、ベルギーのトップリーグでプレーしているスタンダール・リエージュの株式を100%取得した。 複数クラブ所有することは777パート...

女子チャンピオンズリーグ

女子CLでの「エル・クラシコ」で全世界での視聴者数が史上最高の270万人に

先月行われた女子チャンピオンズリーグ(UWCL)の準々決勝セカンドレグで実現したバルセロナ対レアル・マドリードの「エル・クラシコ」では、全世界で270万人の視聴者数を達成した。また、カンプノウに押し寄せた観客数は91,553人となり、女子プロサッカーの観客動員数における世界記録となった。 この試合は...

レアル・ソシエダ

レアル・ソシエダ、昨年12月までに約10億円の損失を計上

ラ・リーガのレアル・ソシエダは、6月の会計年度までに、いくつかの問題を抱えている。プレー面では、来季もヨーロッパでの活躍が期待されているが、財務面では、中間決算書によると730万ユーロ(約10億1500万円)の赤字でシーズンの半分(2021年12月)を迎えたという。この状況を覆すには、少なくとも1人...

カンプノウ

カンプノウに押し寄せたフランクフルトサポーター。裏では一体何が?

FCバルセロナは、ヨーロッパリーグのフランクフルト戦のチケット売り場の崩壊を受け、真新しいプランを用意しているようだ。きっかけは先週金曜日に行われたヨーロッパリーグ(EL)にてカンプノウのスタンドに3万人以上のフランクフルトサポーターが押し寄せたことだ。 今後数週間のうちに、この事業の経営に重要な変...

RBライプツィヒ

15年ほどで強豪クラブに、RBライプツィヒとレッドブルの歩み

目次 21世紀大躍進のRBライプツィヒ サッカーとF1の同時参入 2009年、RBライプツィヒ始動 リザーブチームからライプツィヒへのシステム ライプツィヒの経済的成長 レッドブル-ライプツィヒのモデルと批判 21世紀大躍進のライプツィヒ ライプツィヒは、レッドブルに史上初の欧州トロフィーを与えるこ...

コパデルレイ

イースターに開催されるスペイン国王杯決勝がもたらす経済効果

アンダルシア州都セビージャでは、イースターの観光の目玉として、国王杯(コパデルレイ)の決勝戦(日本時間の4/24 早朝5時キックオフ)が開催される。レアル・ベティス対バレンシアCFのタイトルマッチを目当てに、何十万人ものサッカーファンがやってくる。セビージャ市議会は、このスポーツイベントが地元経済に...

アグエロ

元アルゼンチン代表FWアグエロのeスポーツチームが「Disney+」と契約

昨年引退を余儀なくされた元アルゼンチン代表のセルヒオ・アグエロが所有するeスポーツチーム「KRÜ」は、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」と提携した。金銭面の条件や契約期間は明らかにされていない。 当初は、アグエロ個人との契約だったが、本人が自身のeスポーツチームとの...

バレンシア、ソシエダ、マルセイユ、フライブルクの次はリールと契約

フランスリーグ1のLOSCリールは、ブンデスリーガのフライブルクに次ぎ、Cazooとスポンサー契約を結んだ。 このオンライン中古自動車販売プラットフォームを手掛けるCazoo社は、来シーズンからリールのメインユニフォームスポンサーとして複数年契約を結び、会社のロゴはリールの男子、女子トップチームとユ...

ソシエダvsベティス戦、TikTokで50万人の視聴者数を達成

スペインサッカーは、その魅力を活かして、新しいチャンネルでラ・リーガをより多くの視聴者に届けたいと考えている。 先週日本時間の土曜日に行われたレアル・ソシエダ対レアル・ベティスの試合は、TikTok内のテレビチャンネル『GOL』で約50万6000人のユニークビューワー数を集めた。欧州主要リーグの試合...

ハビエル・テバス

欧州スーパーリーグ”創設”から1年。現状やいかに

昨シーズンは欧州サッカー界の大激震の1年だったと言えるだろう。チャンピオンズリーグに代わる新たな欧州のコンペティションの創設が何年も前から噂されていたが、4月18日に「欧州スーパーリーグ」の誕生が発表された。その目的は、コロナウィルスとファン離れが進行する構造的な危機を前に、サッカービジネスを救うこ...

インテル

インテル、ハインツ社と新たなパートナーシップを締結

インテルは、ハインツと新たなパートナーシップを締結したことを発表した。食品分野のトップブランドであるハインツは、インテルとの契約により、サッカーとエンターテインメントの世界にデビューし、2シーズン、インテルの公式ソースパートナーとなった。 クラブのホームゲームでは、タッチライン付近のスポンサーLED...

ACミラン

バーレーンの投資ファンドがACミランとLOSCリールに注目か

UEFAがリールを監視しているのは、昨シーズンフランス王者となったリールの経営にACミランのエリオットファンドが影響を及ぼしている可能性があるためだけではない。フランスの日刊紙『L’Equipe』はミランとリールにバーレーンファンドが関心を持っていると報じている。 実はLOSCリールとA...

最も資金が動いているユニフォームスポンサーTOP10

プロサッカークラブを経営する上で最も重要になってくる要素の内の一つとして、スポンサーが入ってくるだろう。 一方、1企業として最も世界で見られているスポーツで自社のロゴがテレビ等で写るということはとんでもない広告活動になるのだ。ましてや、プレミアリーグやラ・リーガなどの欧州5大リーグのビッグクラブのユ...

マンチェスターユナイテッド

マンU、オールドトラフォードの改修工事にレジェンド社とポピュラス社を起用

マンチェスター・ユナイテッドがスタジアムを改修することになった。クラブはコンサルタントチームを任命し、オールド・トラッフォードの再建計画に着手している。 建設チームの運営は、米国のファンドSixth Streetが所有する「レジェンド・インターナショナル」と、世界各国のスタジアム開発で実績のある米国...

FIFA ユベントス

FIFA、商業ディレクターとして元ユベントスの要人と契約

FIFAは1年間で2回もの人事交代を行うことになった。2021年7月にLinkedInから加入したケイ・マダティ氏の後釜として、ユベントスで14年間(1992年〜2006年)マーケティング部門のディレクターやCEOのアシスタントとして働いたロミー・ガイ氏を任命した。 ユベントスから退いた後は、UAE...

マジョルカ

マジョルカ、本拠地のコンセッションを2064年まで延長

日本代表MF久保建英が所属するマジョルカは、少なくとも2064年までソン・モイシュでプレーすることができる。パルマ市議会の運営委員会は、スタジアムのコンセッションをさらに42年間延長することを承認したとのこと。 これにより、マジョルカが進めているインフラ改修プロジェクトを加速させ、約2000万ユーロ...