ラ・リーガのバレンシアは、バレンシア州議会とバレンシア市議会に、新スタジアム(ノウ・メスタージャ)がどのようなものになるかの説明を行なった。
総予算は3億5000万ユーロ(約448億8550万円)で、そのうちクラブはすでに1億7200万ユーロ(約220億5800万円)を投資したという。2024年に完成させるためには、さらに1億1500万ユーロ(約147億4800万円)の追加投資を行わなければならない。
この新スタジアム建設に関しては一時中断されているが、ラ・リーガ・インプルソ(ラ・リーガとCVCによるプロジェクト)の資金により再び開始することができるだろう。約8500万ユーロ(約109億円)をそこから受け取ることになる予定だ。
バレンシアのPlaza Deportiva紙によると、さらに3500万ユーロ(約44億8850万円)が加わるが、これは将来スタジアムの命名権を売却する際や、スタジアムでの新サービスから得られる収入を見込んだものであるという。収容人数は、現在のメスタージャ(55,000席)と同じだが、需要に応じて最大70,000席まで拡張することができる。
さらに、同紙は他の収入源にも触れている。二階席では、レジャー、レストラン、ホスピタリティエリアが実装され、試合が無い日でも一般客向けにオープンすることができるという。
また、バレンシアは、このプロジェクトを100%持続可能にすることを目指しており、完全なソーラーパネルを実現することによって世界の基準となるスタジアムになるように取り組んでいる。