先日はイアゴ・アスパスの契約更新、昨日はジャンルカ・スカマッカがサッスオーロからウェストハムへ移籍することが発表された。
なぜこの二人を並べたのか。それは、中堅クラブで得点を量産するという共通点があるからだ。
イアゴ・アスパスに関しては、あまり上位に入り込むことのないセルタ・デ・ビーゴで6シーズン連続(1部リーグ時代での通算は7回)の二桁得点を決めており、17-18年はメッシ、ロナウド、スアレスに次ぐ4位(22得点)を記録している。
一方のジャンルカ・スカマッカは、21-22年が自身初の二桁得点ではあるが、ベラルディと共に11位に終わったサッスオーロの攻撃の中心を担った。
今回は、21-22年に欧州5大リーグの中堅クラブで得点を量産したストライカーたちを紹介していこう。
ウィルフレッド・ザハ
21-22年得点数:14(9位)
所属クラブ:クリスタル・パレス
2014年からクリスタル・パレスのエースとして活躍するザハ。21-22年の数字はキャリアハイであり、通算3回目のリーグ戦二桁得点となっている。チームは22-23年の初戦、ビッグ6の一角を成すアーセナルと当たるが、果たしてザハはゴールを決めることができるのか。
イアゴ・アスパス
21-22年得点数:18(2位)
所属クラブ:セルタ・デ・ビーゴ
セルタ・デ・ビーゴで6シーズン連続(1部リーグ時代での通算は7回)の二桁得点を決めており、17-18年はメッシ、ロナウド、スアレスに次ぐ4位(22得点)を記録している。
⭐️ 3️⃣9️⃣3️⃣ 𝗣𝗔𝗥𝗧𝗜𝗗𝗢𝗦 𝗗𝗘 𝗟𝗘𝗬𝗘𝗡𝗗𝗔 ⭐️
— RC Celta (@RCCelta) November 7, 2021
¡Iago Aspas supera a Atilano y ya es el tercer jugador con más partidos en la historia del RC Celta!#YoViJugaraAspas #RCCelta pic.twitter.com/HdpGYTEXHA
ラウール・デ・トマス
21-22年得点数:17(3位タイ)
所属クラブ:エスパニョール
現所属クラブ:ラージョ・バジェカーノ
セグンダで得点を量産できることが証明済みだったラウール・デ・トマスは、21-22年にプリメーラでもその能力を発揮。ベンゼマ、アスパスに次いで3位タイの得点数をマークした。ちなみに3位のもう一人は、レアル・マドリードのヴィニシウスである。
ジョバンニ・シメオネ
21-22年得点数:17(4位タイ)
所属クラブ:エラス・ベローナ
現所属クラブ:ナポリ
ジョバンニ・シメオネは、21-22年に自身のキャリアハイとなる17ゴールをマーク。カリアリからのレンタル移籍という形だったが、22-23年からは完全移籍でヴェローナでプレーする。
ジャンルカ・スカマッカ
21-22年得点数:16(6位)
21-22年所属クラブ:サッスオーロ
現所属クラブ:ウェストハム
近年毎年のようにサッスオーロからのレンタル移籍を繰り返していたスカマッカだが、21-22年に保有元のクラブで開花。1年間攻撃の中心を成し、22-23年からプレミアリーグへ挑む。
ドメニコ・ベラルディ
21-22年得点数:15(7位)
所属クラブ:サッスオーロ
デビュー時からサッスオーロでプレーするベラルディは、21-22年で3年連続5回目のセリエA二桁得点を記録。一時期低調なパフォーマンスが続いていたが、ここ最近は本来の姿を取り戻している。
🇮🇹 Despite the fact Sassuolo finished 11th last season, no player had a direct hand in more Serie A goals than Domenico Berardi (29) pic.twitter.com/cX4K2nnlIF
— WhoScored.com (@WhoScored) June 8, 2022
アントニー・モデスト
21-22年得点数:20(4位タイ)
所属クラブ:ケルン
現所属クラブ:ドルトムント
第一次ケルン時代には大迫勇也ともプレーしたモデスト。17年の中国移籍以来、選手として低迷が続いていたが、21-22年に20得点で復活を成し遂げた。
モハメド・バヨ
21-22年得点数:14(8位)
21-22年所属クラブ:クレルモン・フット
現所属クラブ:リール
21-22年にクラブ史上初のリーグアンを戦ったクレルモン・フットは、17位というギリギリの順位で残留を決めた。そんなクラブで攻撃を引っ張ったのはモハメド・バヨだった。その活躍が認められ、22-23年から強豪リールでプレーする。