ゲーム、eスポーツ、NFTといった次世代コンテンツを専門とする企業「モバイル・ストリームズ(Mobile Streams)」は、11月開催のW杯に先立ってメキシコ代表のトレーディングカードNFTの独占製造・販売の契約を締結したことを自社のHPで発表した。

また、同社の100%子会社であるストリームズデータ社とメキシコサッカー連盟が、2022年9月1日から3年間、メキシコ代表チームの商業および知的財産を、トレーディングカードNFTの製造、プロモーション、商品化のみを目的として使用するライセンス契約を締結した。

同企業が発表した内容によると、本契約の条件では、モバイル・ストリームズが少額の前払金を支払い、NFTの販売に伴う収益分配と、NFTが取引されるたびに発生するロイヤルティから永続的に収益を得るという。これらのロイヤルティは通常販売価格の5〜10%だ。

メキシコサッカー連盟のセールスディレクターであるディエゴ・マルティネス・アグラス氏は、「私たちは、トレーディングカードコレクターズNFTのためにモバイルストリームズ社と提携することを大変うれしく思います。今年末にはワールドカップが控えており、これは非常に重要な機会だと感じています。

このパートナーシップにより、新世代のデジタル製品やグッズがファンに提供され、代表チームへの関与を促しながら連盟の追加収入を促進することを楽しみにしています」と述べた。

メキシコ代表は、アルゼンチン、サウジアラビア、ポーランドと同じグループCに入っている。世界ランキングで言えば、アルゼンチンの4位に次いで2番目に高い(9位)が、決して侮ることはできないだろう。

大ベテランGKオチョアを筆頭に、ヒメネス、エレーラ、アルバレスといった主力たちがどれだけチームを引っ張っていけるか注目だ。