ルイス・スアレスは、ウルグアイ代表でアトレティコ・マドリードに所属している。エールディヴィジ(35得点)、プレミアリーグ(31得点、PKなし)、ラ・リーガ(40得点)と3つのリーグで得点王を獲得しており、ウルグアイ代表(57得点)の通算得点記録を持つ生粋のストライカー。

このように、スアレスは世界トップクラスのストライカーだが、メッシやクリスティアーノ・ロナウドと同時期にプレーしていることで過小評価されているのではないだろうか。そこで世界最高の選手の一人、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドと代表での記録を比較してみる。

対戦国やコンディショニングにもよるが、スアレスはロナウドより4試合少ない中で、ゴール数はロナウドと並んでいる。アシストは4回記録しており、2回のロナウドを上回った。

代表戦で両者が対戦したのは2018年W杯のラウンド16での1回のみ。その試合ではスアレスはゴールを奪っていないものの、1アシストでチームの準決勝に貢献している。前半7分にカバーニとの距離のあるワンツーでカバーニのゴールをアシストした。一方のロナウドは結局無得点のまま大会を終えた。

現在でも、34歳にして所属先のアトレティコ・マドリードで、自身通算500ゴールを達成するなど、まだまだその決定力と得点への嗅覚は衰えていない。これからのさらなる活躍に期待しよう。