昨シーズンまで元日本代表FW岡崎慎司選手が所属していたSDウエスカは、Emonkeyz社と契約を結びCAオサスナに続くeSportsへの参入となりました。


ラ・リーガのクラブが新たにLVP(Liga de Videojuegos Profecionales:プロゲームリーグ)に登場します。今回、リーグ・オブ・レジェンド(LoL)に参戦するのはSDウエスカで、イーモンキーズクラブと一緒に新しい2部リーグで戦うことになりました。

「ウエスカはこのプロジェクトに力を入れており、我々がスーペルリーガ(LoL1部リーグ)に復帰することで期待に応えられることを願っています」とイーモンキーズのCEOであるセルジオ・モレノ氏は説明します。

SDウエスカの法人化に伴い、イーモンキーズは、本スーパーリーガにおける名称、ロゴ、カラーをSDウエスカのものに変更します。

ウエスカは、リーガ・スマートバンク(スペインサッカー2部)に降格したにもかかわらず、2019-2020年シーズンを650万ユーロ(約8億4900万円)の利益で終えることができ、その優れた経営により、CVCが介入する前からスタジアムやスポーツ複合施設に投資することができました。

「我々はまだ他のビッグクラブのような構造を持っていませんが、長年にわたってブランドをうまく位置づけ、差別化を図ることができたと信じており、それが今回の契約締結の鍵となりました」とモレノは付け加えています。

SDウエスカとイーモンキーズは、まだチームの名称やキット、カラー、出場する場所などを発表していません。新しい才能の育成に力を入れ、選手を過剰に購入する流れにならないようにするというのがこのプロジェクトの趣旨となります。一方で、メインスポンサーを見つけて予算を増やし、コンテンツやファンのコミュニティを拡大して収益化を図るという課題もあります。