NBAは、Twitterと複数年契約を延長することで合意した。この契約により、NBAに関するコンテンツがより拡散されることになるだろう。


NBAは、最も重要な戦略的ビジネスパートナーの一つであるTwitterとの契約を複数年延長することで合意した。具体的な期間や金銭的条件は明らかにされていない。

この契約の一環として、NBAはTwitter Spaces(Twitter上で音声を使ってリアルタイムで会話する新しい方法。引用:ツイッターヘルプセンター)に向けた新たなコンテンツを作成する。さらにファンがより試合を楽しめるようライブとハイライトの両方で、Twitter用の独占コンテンツが引き続き作成される。

NBAとTwitterの契約は、2009年から続いており、コンテンツのプロモーションを行なっていた。また、試合動画やプレー動画を初めて世界中で自由に配信できるようにした画期的な契約でもある。この出来事は、今日のビジネスのデジタル戦略を支える大きな第一歩であり、バスケが盛んになってきている新興国での新たな放映契約にも貢献している。

Twitterのコンシューマー部門のチーフであるサラー・パーソネッター 氏は、「NBAとの関係を発展させ、Twitter Spacesのような新しい分野に進出することで、ファンがより楽しめるようになり、また、コミュニティに参加する機会を増やすことができるようになりました」と語る。

NBAはここ数週間で、アディダス、Tissot、KIA、American Express、Googleなどの有名企業と契約を更新し、暗号資産界ではCoinBaseなどと新たに契約を締結した。


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