CAオサスナは、所属選手であるルベン・ガルシアが設立したeスポーツクラブ「Guasones」と提携して参戦する。他のチームはスーペルリーガ(1部)での出場権を確保できなかったため、新設されたカテゴリーに所属することになる。
リーグ・オブ・レジェンド(LoL)2部リーグがスペインサッカーと提携。スーぺルリーガ(1部リーグ)から降格した「eMonkeyz」も所属する新しいカテゴリー(2部リーグ)には、CAオサスナ、「Team Heretics」、カゼミーロ(レアル・マドリード)がオーナーの「Case eSports」、デ・ヘア(マンチェスターU)がオーナーの「Rebels Gaming」、アスピリクエタ(チェルシー)がオーナーの「Falcons」が参戦する。「eMonkeyz」以外のチームは、「Riot Games」のゲームでプロデビューすることになる。
チェルシーFC所属のアスピリクエタがオーナーのチームである「Falcons」は、これまでは「Dux Gaming」と同様、スポーツゲームに特化した戦略をとってきたのだが、パンデミック真っ只中の2020年半ばに誕生したこのチームは、わずか1年でプロジェクトの成功を収めた。
レアル・マドリード所属のカゼミーロがオーナーのチームである「Case eSports」は、ちょうど1年前に誕生し、ブラジルで「CS:GO」というゲームで活動を開始した。プロジェクトを立て直した後、マドリードに本拠地を移し、現在はリーグ・オブ・レジェンドに参入している。わずか1年で、eスポーツチームの中でも最も堅実なプロジェクトの一つとなった。
マンチェスターU所属のデ・ヘアが所有している「Rebels Gaming」は、最終的にジェラール・ピケ、イバイ・ラノス、FCバルセロナ、ゴルカ・アリンダ率いるグループの手に渡った「Astralis」、「S2V」、「BCN Fighters」と並んでスーペルリーガ出場権購入の最も有力なチームの一つだった。
CAオサスナ所属のサッカー選手ルベン・ガルシアがオーナーを務める「Guasones Team」は、FIFAで同チームのeスポーツ部門を管理する契約を結んでいるが、今回、初めてLoLにパートナーシップ形式で進出する。今のところ、彼らが「CAオサスナ色」と「Guasones Team色」のどちらを前面に出すのかは未定。