クリスティアン・ザイバー氏の後任として、ドナータ・ホップフェン氏がブンデスリーガのCEOに就任します。新CEOはDFLと3年契約を結び、ドイツ国外でのブンデスリーガ市場拡大と、コロナウイルスの影響を受けた各クラブの収益確保を主な課題としています。


ドナータ・ホップフェン氏は、ブンデスリーガ歴史上初の女性CEOとなる。DFLの公式発表によると、ブンデスリーガとの契約は2024年までです。


ホップフェン氏(45歳)はコンサルティング業界出身。以前、ボストン・コンサルティング・グループのパートナーであるBCG Digital Venturesのマネージング・ディレクターを務めていた経歴があります。また、ドイツの人気新聞「ビルト」などを発行するアクセルシュプリンガーグループで上級職を務め、メディア業界も経験しています。


ホップフェン氏の主な課題は、コロナウイルスの影響を受けたブンデスリーガのクラブに新たな収入源を提供することと、海外でのブンデスリーガの関心を取り戻すことです。この計画には、外国の投資ファンドを事業に組み込むという選択肢も含まれています。

DFL:2000年12月19日に設立されたDie Liga – Fußballverbandの子会社。DFLは、ブンデスリーガと2部リーグの運営業務全般を担当しています。