ドイツ1部リーグと2部リーグは、ついに2022-2023シーズンにファントークン市場の一員となる。その目的は、ファンにNFTを広め、ソラレ社のファンタジーリーグに参加できるようにすることだ。


DFL(ブンデスリーガ)は、サッカー選手のNFTを扱うソラレ社と契約を結んだ。金銭的な条件は明らかにされていないが、契約期間は少なくとも2022-2023シーズンまでとなっている。

すでにラ・リーガと契約しているソラレは、デジタルカード(NFTの一つ)を発行しており、それを用いてファンはファンタジーゲームに参加できる。また、ファンはソラレのプラットフォーム上で、これらのNFTを購入・交換、さらには入札、取引まですることが可能だ。

ファンタジーゲームとは、ファンが自分のチームを作ってソラレ独自のリーグに参加し、選手の実際の試合でのパフォーマンスに応じて、各ユーザーが試合ごとにポイントを受け取るというもの。数週間前にラ・リーガと締結した契約と非常によく似ている。

ラ・リーガとソラレの契約に関する記事はこちら

DFLのCEOであるロバート・クライン氏は、「このようなエキサイティングな企業のパートナーになれたことを嬉しく思います。NFTは、特にスポーツ分野では近年伸びてきている未来のデジタル技術です。だからこそ、この契約が新たな原動力になると確信しています。一方で、ソラレは『ブンデスリーガ』というブランドの恩恵を十分に受けられるでしょう」と語った。

また、ソラレ社のCEO兼共同設立者であるニコラス・フリア氏は次のように語っている。「ブンデスリーガは、世界有数の強豪クラブやスター選手が所属する、世界最高峰のリーグです。私たちは、彼らと提携してリーグ初のNFTビジネスを立ち上げることができ、大変誇りに思っています。ファンダムの未来をともに作っていきましょう」。