スペインの保険会社「Sanitas社」は、今後もレアル・マドリードのスポンサー兼プロバイダーとして、医療サービスを提供する。


レアル・マドリードはSanitas社とのスポンサー契約を3シーズン延長した。2023-2024シーズンまで更新し、その間、同社は引き続き医療サービスをレアル・マドリードに提供することになる。金銭的な条件は明らかにされていないが、医療サービスが必要な際は特別な治療が受けられるとのこと。同社は20年近くに渡ってクラブにこのサービスを提供してきた。

レアル・マドリードは、メインパートナーとしてエミレーツ航空と、テクニカルスポンサーとしてアディダスと契約を結んでおり、その他には、アウディ、Hankook社、EAスポーツ、Movistar社、Unicaja銀行、PlayStation、コカコーラなどと契約している。

Sanitas社とBupa社のヨーロッパ・ラテンアメリカ地域のCEOであるイニャキ・ペラルタ氏は、「世界トップクラスの選手たちにデジタル医療が提供できることを光栄に思います。約20年間、私たちはクラブの公式医療機関として同行しており、レアル・マドリードが手にした数々の栄光を影から支えられたこと、そしてこの先の成功の一端を担えることを非常に嬉しく思います」と語った。

レアル・マドリードは、87万4000ユーロの黒字で2020-2021シーズンを締めくくったが、興行収入は前年同期比8.7%減の6億5300万ユーロとなった。主な理由として、シーズン途中まで普通に観客が入っていた2019-2020シーズンと異なり、2020-2021シーズンの試合はほとんどが無観客で行われたことが挙げられる。