広告代理店であるVRM社は、中国のさまざまな都市でイベントを開催する。ラ・リーガの試合も放送される予定だ。
ラ・リーガは中国における活動を拡大する。スペインサッカー協会は、地元の広告代理店であるVRM社と契約し、様々なスペシャルイベントを開催すると発表した。契約期間は3年だが、金銭面などのその他詳しい契約内容は公表されていない。
イベント内容として、試合の放送だけでなく、試合の前後にも特別なイベントが行なわれるため、いつもとは違う体験ができるようになる。
ラ・リーガのCEOであるオスカル・マジョ氏は、「ラ・リーガでは、試合の熱量そのものをファンの皆様に身近に感じていただけるよう、常に斬新な作戦を練っています」と述べた。一方、VRM社のCEOであるフアン・マリ・ギロット氏は、「このような連携により、ラ・リーガを中心としたスペインサッカーに関わるすべての人に有利に働きます」と強調している。
2016年の時点で、ラ・リーガはすでに中国サッカーの発展に尽力していた。中国国内の学校・サッカースクールに所属する8,000人以上のコーチを養成するためのプログラム、「全国サッカーコーチ養成プログラム」を立ち上げた2015年から中国での活動は続く。同プログラムでは、スペイン人コーチのラファエル・ヒル氏を起用し、中国のコーチを対象としたトレーニングを行なった。