スペインサッカー協会は、ソラレ社、ソシオ社に続く3社目となる企業との契約合意を発表した。その企業とはバーガーキングだ。テレピッツァ社から引き継ぎ、今後3シーズンのローカルパートナーとなる。
バーガーキングは今後3シーズン、ラ・リーガの公式スポンサーとして一角を担うことになった。契約の金銭的条件は公開されていない。ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、「今回の新たな契約によって、ラ・リーガは国際的に名の知れた企業との繋がりを継続することができます。また、サッカーとは直接関係のない飲食業に乗り入れることで、新たなファン層を獲得できるかもしれません」と話した。
バーガーキングは、エル・コルテ・イングレス社、アリアンツ社、マツダ社、マルケス・デ・アトリオ社など、スペインを拠点に活動している企業と共にオフィシャルスポンサーとして活動する。その他ラ・リーガの主なスポンサーとして、グローバルスポンサーのプーマ社、EAスポーツ社、バドワイザー社、ライブスコア社、BKT社、パニーニ社、ソシオ社、ソラレ社、そして1部リーグと2部リーグのタイトルスポンサーであるサンタンデール銀行がある。
パンデミックであるにもかかわらず、ラ・リーガの商業分野は、2019-2020シーズン予測を上回る18.8%増の9244万ユーロ(約119億600万円)で締めくくることができた。2020-2021シーズンの商業収入はまだ発表されていないが、シーズン開始前の目標である1億ユーロ(128億8000万円)を超えることはできるのか。この収益項目は近年著しい成長を見せており、2015-2016シーズンと2019-2020シーズンを比較すると、スポンサーシップによる収入は83%も増加している。