バレンシアの金融会社「Gedesco」がレバンテUDのメインスポンサーとなり、ユニフォームの胸にロゴを付ける。同社はBetway社に代わるスポンサー企業となる。
レバンテUDは、ユニフォームの前面に載るスポンサーを獲得した。スポンサーとなった企業は金融会社のGedesco社で、今シーズンの男子トップチームのメインスポンサーを務める。このロゴは、日曜日に行われたレアル・マドリードとのリーグ戦でお披露目となった。試合の結果は3-3の引き分けだった。
Gedesco社はバレンシアで設立された企業で、ブックメーカーであるBetway社の後任となる。スポーツにおけるギャンブル広告を禁止する政令を受けて、Betway社とのスポンサーシップは断念せざるを得なかった。
試合用ユニフォームに加えて、トップチームとユースチームのトレーニングウェア、およびホームスタジアムの広告スペースにもロゴを掲載することになる。
クラブ会長のキコ・カタラン氏は、公式ビデオの中で「バレンシアで設立され、バレンシアに拠点を置くスポンサーであることは、地元クラブとして喜ばしいことです」と述べている。Gedesco社の創立パートナーであるハビエル・ガルシア・エスクリバ氏は、同社がレバンテUDのスポンサーになったことを「誇りに思う」と語った。
男子トップチームのその他の主なコマーシャルパートナーは、ユニフォームの背中側に付いているSesderma社、テクニカルサプライヤーのMacron社、海運会社のBalearia社、Coca-Cola社、地元のディーラーLevante Motor社、CaixaBank社だ。
クラブは過去4年間で商業収入を倍増させることに成功し、2019-2020シーズンには約350万ユーロ(約4億5000万円)から660万ユーロ(約8億5100万円)になった。ただ多くのチームがスポンサーとの契約を全うできず、スポンサー契約の一部返済を余儀なくされているため、この数字が完全に回収されているかどうかは不明である。最終的に、1650万ユーロ(約21億3000万円)分の選手を売ることができず、2020-2021シーズンは赤字で幕を閉じた。