RFEF アマチュアクラブ

スペイン政府はアマチュアクラブに対し、「連盟による商業化」という目的で、スペインサッカー連盟(RFEF)に放映権を譲渡するよう義務付けた。権利についてはクラブに帰属するものの、商業化に関してはRFEFが担当することになっている。 RFEFは州レベルのアマチュアスポーツを組織する機関だ。

この新たな政令により、プリメラRFEF(3部相当)で唯一権利を譲渡していなかったDux Internacional de Madridというチームも商業化のために受け渡す必要性が出てくる。RFEFは海外でも販売される1ロットで最大1500万ユーロ(約20億円)の収入を得ることを目論んでいる。この政令は、スーペルコパ・デ・エスパーニャからの収入をアマチュアサッカーの振興に充てることを定めており、また、他の大会のリソースを各大会に参加するクラブや団体に配分するための基準も導入している。

さらにこの政令は、数週間前に入札権の修正を求め、権利はクラブに帰属すると断言したCNMC(国家市場競争委員会)の立場と真っ向から対立するものである。この措置はフットサルにも影響するだろう。フットサルも同様の理由でRFEFと争っているが、RFEFが大会を請け負うまでは、クラブの雇用者団体であるLNFSが権利を管理していた。