ファン投票・ブロックチェーンアプリの「Socios.com」は、バレンシアCFに続き、サッカークラブのメインスポンサーとして2つ目の契約を締結した。また、数週間前にはアルゼンチンリーグの名称を「Torneo Socios.com(トルネオSocios.com)」に変更したと発表し、他の団体との提携も続けている。
Socios.comは、トークンの発行とメインスポンサーの方針を継続している。ブロックチェーン技術を用いたプラットフォームは、インテル・ミラノと2021-2022シーズンからメインスポンサーになることで合意した。この契約の金銭的条件および期間はまだ公表されていない。
Socios.comは、26年間インテルのメインスポンサーとして勤めたピレリの後を継いだ。ミラノに本社を置いてるこのタイヤメーカーは、5月末に現在の契約を更新しないことを発表したが、より小さな役割でクラブとの関係を維持することになった。
Socios.comがクラブとメインスポンサー契約を結ぶのは、バレンシアCFに次いで2つ目となる。どちらの場合も、ユニフォームの胸部分に表示され、今後数ヶ月の間に発行されるファン・トークンも一緒に提供される予定だ。契約の一部は、バレンシアCF同様、インテルがトークンを販売することで得られる収益と連動する。
Socios.comは、アルゼンチンサッカー協会(AFA)との提携を強化し、男子1部リーグのタイトルスポンサーとなった。さらにマドリードにオフィスを構え、FCバルセロナ、アトレティコ・マドリード、レバンテUDなどのクラブと契約し、スペインで2,000万~3,000万ユーロ(約23~39億円)の投資を発表した後も、マーケットやスポーツ分野の開拓を続けている。