スポーツファイブ社は、スペインのスポーツ業界における重要な立ち位置を目指している。同スポーツマーケティング会社は、セルジ・ビエタ氏を中心として8人のチームで運営。同氏は、親善試合開催を請け負うグループの子会社である「オンサイド社」の事業を数年間担当した後、イベリア半島の統括責任者に就任した。
「グローバル戦略に沿って、有権者の国際化プロジェクト、資産と協会の仲介、スペインでのeスポーツビジネス開発に注力していきます」と同社は説明する。例えば、ラ・リーガのカディスCFにマクロン氏がテクニカルサプライヤーとして就く際仲介した。また、アトレティコ・マドリードの国際収入を増やすための取り決めや、スペインサッカー連盟(RFEF)が中国の衛生用品メーカー「ロカ」との契約を行う際も仲介している。
同社のCEOであるフィリップ・ハセビーン氏は、「地元に安定した本拠地を作ることで、国単位で成長することができます。セルジ・ビエタのチームは、スペインでの当社のビジネス活動をさらに強化し続けるにあたり完璧な存在です」と語っている。
Mediapro社(スペインのマルチメディア会社)やグラナダCFなど、この分野で長いキャリアを持つビエタ氏は、「スペインでのビジネス力の強化」を考えている。そしてまた、「スペイン市場における権利者とブランドの関係を見ると、私たちのマーケティングは信頼されている」という理由で、事前に契約されることもある。
同氏は、2018年3月にオンサイド社のスペイン部門責任者としてグループに参加した。しかしスポーツファイブ社との関係をより密接にするものの、独立という形をとって運営し続ける予定だ。また、オンサイド社とすでに関係のあったラガルデール社(フランスのメディア会社)の子会社であるカーラ・クララ社をスペインのパートナーシップ・ディレクターに任命した。
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