ペルー ミイラ

ペルーの考古学者がスペイン征服以前のものとみられるミイラを発見した。場所は、ペルー1部リーグで上位につける強豪スポルティング・クリスタルの練習場付近だという。『AP通信』が伝えている。

見つかったのは、黒髪ロングのミイラでうつ伏せの状態だった。下肢は直物のつるで編まれたロープで縛られていたという。

考古学者のミゲル・アギラル氏は、AP通信に「ミイラはコカの葉と貝殻と共に埋められていた」と語っている。また同氏は、骸骨のそばから古代のハエの卵が発見されたことから、埋められる前に数日地上に出ていたのではないかと推測している。

スポルティング・クリスタルは、今季のコパ・リベルタドーレスにも出場している名門。フルミネンセやリーベルプレートと同じグループだ。1990年代後半には、準優勝も経験している。また、ペルー1部リーグでは2012年、14年、16年、18年、20年と5度の優勝を誇る。

(By ALLSTARS CLUB編集部)