モイーズ

フィオレンティーナとのUEFAカンファレンスリーグ決勝を戦い、1-2で勝利を収めたウエストハム。

試合は後半にPKからベンラーマが決めウエストハムが先制したものの、ボナベントゥーラのゴールで同点に。しかし、終了間際にボーウェンが勝ち越しゴールを記録し、ウエストハムがカンファレンスリーグ初優勝を果たした。

ウエストハムにとって1980年のFAカップ以来のタイトル獲得となった。

優勝監督となったモイーズにとっては監督キャリアをスタートさせたプレストン・ノースエンドでディヴィジョン2(当時3部相当)で優勝して以来のタイトル獲得。試合後、モイーズはこの試合に観戦に訪れていた87歳の父親にメダルを手渡し、記念撮影を行った。

モイーズは父親について「まだまだ元気で、試合に来たがっている。家族と一緒に試合に来れて素晴らしい瞬間だった。家族と一緒に祝い、試合終了間際に勝利が舞い込むのは、そう頻繁に起こるものではない。今夜は素晴らしい気分だ」と話した。

決勝でのウエストハムの勝利が自身のキャリアの中で最高の瞬間かと問われたモイーズは、「そう言わざるを得ないだろう」と答えた。

また、「もし3年前、私が就任したときに、誰かが降格を免れてヨーロッパの舞台に進出できると言ったとしたら、私は『あなたはおかしい』と言っていただろう」と就任当時を振り返った。

(By ALLSTARS CLUB編集部)