ナイキ

ナイキ、JDスポーツ、アディダスは、2022年に世界で最も価値のあるブランドのひとつに数えられている。

Brand Fnanceのレポートによると、ナイキは47位から49位に順位を落としたものの、330億ドル(約3兆7788億円)の価値で依然として世界で最も価値のある企業50社にランクインしており、その後ろに130位のアディダス、455位で初登場の英国企業JDスポーツが続く。

このように、ナイキは順位こそ落としているものの、価値は9%向上させている。いかに他の企業が成長しているかが見て取れる。

また、ナイキのCEOのジョン・ドナホー氏は、スポーツブランドの経営者で唯一「世界で最も評価の高い経営陣250人」にランクインしている(213位)。


世界で最も評価の高い企業ランキング

アップル

Brand Fnanceのレポートにおいて、最も評価されたブランドTOP3は、テクノロジー企業だった。アップルが3550億8000万ドル(約40兆6606億円)、アマゾンが3502億7300万ドル(約40兆1102億円)、グーグルが2634億2500万ドル(約30兆1651億円)で上位3位を占めている。3社とも順位を維持しており、マイクロソフト、ウォルマート、サムスン、フェイスブックがそれに続く。

このリストは、ブランドインパクトや企業の安定感、成長度など様々な基準をもとに作成されている。また、経営陣ランキングに関しては、戦略性、透明性、持続可能性などで評価されている。

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日本企業の順位


では、日本の企業はどうだろうか。トップ100を見てみると、7企業がランクインしている。

トップは全体12位のトヨタで642億8300万ドル(約7兆3611億円)、その後ろに同35位のNTTグループで406億9100万ドル(約4兆6596億円)、同37位の三菱グループで392億300万ドル(約4兆4892億円)が続く。

そして、ホンダ(61位)、住友グループ(71位)、三井(75位)、ソニー(94位)が世界トップ100にランクインしている。

これらの企業の中で大きく順位をあげたのはソニーで、2021年の115位から94位まで上昇した。一方でホンダは、46位から61位と大きく順位を落としている。