アルゼンチン代表のSB、ゴンサロ・モンティエルは、カタール2022W杯での決勝で勝利をもたらしたPKを決めた選手だ。そして、今回のプシュカーシュ・アレーナでのヨーロッパリーグ決勝戦でも同じく勝利を収めるPKを決めた。
PKキッカーのリストで順番を前倒したモンティエルは、セビージャに7度目のUEFAヨーロッパリーグ制覇をもたらし、勝負強い活躍を魅せた。
ただし、簡単にPKを決めて優勝が決まったわけではなかった。最初に蹴ったPKはゴールキーパーに弾かれた後、ポストに当たり、ミスとなった。しかし、ローマのGKルイ・パトリシオがキック前にラインを飛び出たため、PKはやり直しに。2度目のPKで見事に決め、新たなタイトルの獲得を確定させた。
PKの順番を前倒しにした理由に関しては、「自分はキッカーリストに名前が載ってて、そうなりました。このチームは本当に素晴らしい仕事をしました。シーズン序盤は結果に苦しんだので、非常に嬉しく思います。」と回答した。
さらに、アルゼンチン代表で獲得したW杯とヨーロッパリーグの獲得の比較に関しては、「これは全く別の大会です。すでにワールドカップを獲得しましたが、今日はヨーロッパリーグです。自分は非常に恵まれていると感じています。」と述べた。
セビージャの優勝でモンティエルとアクーニャがW杯、ヨーロッパリーグを同じシーズンに獲得。次週のCL決勝戦ではフリアン・アルバレス、又はラウタロ・マルティネスがW杯とチャンピオンズリーグを同じシーズンで獲得することになる。
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(By ALLSTARS CLUB編集部)