デビッド・ベッカムが所有するインテル・マイアミへのリオネル・メッシの加入は世界的な話題になっている。
メッシはこれまで7回のバロンドール受賞やアルゼンチン代表をキャプテンとしてワールドカップ優勝に導くなど世界最高の選手として数々のタイトルを獲得してきた。
そのメッシがプレーすることになるMLSはどのようなリーグなのだろうか。
過去にMLSで活躍した選手でALLSTARS CLUBが選ぶ、印象的な選手たちをまとめた。
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ズラタン・イブラヒモビッチ
イタリアやスペイン、イングランドのトップクラブを渡り歩いたイブラヒモビッチは2018年にLAギャラクシーに加入。デビュー戦で豪快なボレーシュートを決めるという華々しいスタートを切るなど、58試合で53ゴールを挙げ、LAで英雄となった。2019年に古巣ミラン復帰を果たしたが、2023年に引退を表明した。
デビッド・ベッカム
2007年にLAギャラクシーへ移籍。当時盛り上がりに欠けていたMLSにとってベッカム加入は大きな影響を与えた。LAギャラクシーでは2度のMLSカップ優勝に導き、リーグの価値を高めた。現在はインテル・マイアミのオーナーを務める。
フランク・ランパード
ランパードはチェルシーでのキャリアを終え、2015年にニューヨークシティと契約。しかし、ニューヨークシティがMLS加入前だったことで、レンタルでマンチェスター・シティに加入。古巣・チェルシー戦でゴールを決め大きな話題を呼んだ。その後、ニューヨークシティでプレーし、31試合で15ゴールと4アシストを記録した。
スティーブン・ジェラード
長年ランパードのイングランド代表チームメイトであり、比較されることが多かった2人。ジェラードはランパードと同じ年にLAギャラクシーに加入。デビュー戦で得点し、2シーズンで5ゴール、15アシストを記録した。
アンドレア・ピルロ
ピルロは2015年にニューヨークシティFCに加入し、ランパードと共にプレー。MLSでの2年間で元スペイン代表のビジャともプレーし、彼のゴールをアシストするなど活躍した。
ティエリ・アンリ
アーセナルで無敗優勝に貢献し、その後バルセロナでプレーしたアンリは、2010年にニューヨーク・レッドブルズにフリートランスファーで加入。MLSで135試合で52ゴールと42アシストを記録し、印象的な活躍を見せた。
カカ
バロンドール受賞経験を持ち、2002年のワールドカップ優勝メンバーでもあるカカは、2014年にオーランド・シティに加入。当時のMLS史上最高給を受け取る選手となり、印象的なプレーを見せた。2017年にオーランド・シティで引退した。
ウェイン・ルーニー
マンチェスター・ユナイテッドで長年活躍したルーニーは2018年にDCユナイテッドに加入し2020年までプレー。52試合で25ゴールと14アシストを記録した。ルーニーの献身的な守備からゴール前への浮き球クロスから決まったゴールが印象に残っている人も多いだろう。現在はDCユナイテッドで監督を務める。
(By ALLSTARS CLUB編集部)