サウジアラビア移籍やバルセロナ復帰が噂されていたメッシ。ここにきて一転、MLSのインテル・マイアミに移籍することが分かった。メッシ本人が、『Mundo Deportivo』と『SPORT』の共同で行われたインタビューで明かしている。
バルサに戻らないならどこに行くのかと聞かれたメッシは、「マイアミに行くというのは決めているんだ。まだ100%ではないけど」と答えた。
そしてメッシは、「自分のこと、家族のことを考え、自分で決断したかった。ラ・リーガがすべてを受け入れてくれて、復帰してもいいという話も聞いたが、それ以外にもやらなければならないことがたくさんあった。選手を売らなければならないとか、選手の給料を下げなければならないとか、そういうことを経験したくなかったし、そういうことに関係する立場になりたくなかったというのが本当のところだ」と続けている。
ラポルタやシャビとの連絡については次のように語った。「実は、ラポルタ会長とはほとんど話さず、せいぜい1、2回。一方でシャビとは、彼がクラブに来てからずっと、そしてとても頻繁にコミュニケーションをとっている。僕が戻ってくる可能性についても話した。何かあると、彼が本当に僕に戻ってきてほしいのか、チームにとっても彼にとってもいいことなのかを話し合い、連絡を取り合っていたんだ」。
金銭面については、「経済的にも、僕にとって問題や障害になるようなことは一切なかった。今さら契約について話すこともなかった。まだ何もなく、実現するかどうかもわからなかったので、正式な書面や署名のある提案書は渡された。意思表示はあったが、何も進められなかったし、お金の話も正式にはしなかった。もし、お金の問題だったら、僕はアラビアかどこかへ行っていたでしょう。僕には大金に思えたし、実際、僕の決断はお金ではなく、別の理由だった」とそれが理由ではないことを明かしている。
バルセロナがメッシと契約するためにあらゆる手を尽くしたかどうかという質問には、「正直なところ、彼らがあらゆる手を尽くしたかどうかはわからない。特にシャビについては分かっていたのだが…。今の彼は、どう考えても、リーグから許可を得ていた。でも、それだけじゃなかったと言うことだ。いろいろなものが欠けていたんだ。クラブは今、僕に100%戻ってこられると言える状態ではなかった。クラブが置かれている状況を考えれば、それは理解できる。それが僕の経験だ」と答えている。
将来何かしらの形でバルセロナに復帰したいかと聞かれたメッシは、「もちろん、僕はバルサの近くにいたいんだ。バルサの近くにいたいし、バルセロナに住むつもりだ。妻や子供たちとも、はっきりと話し合っていることなんだ。願わくば、いつ、何を、どのようなタイミングでやるかはわからないが、いつかクラブに何か貢献し、僕がいつも言っているように愛しているクラブだから手助けができればと思う。僕のキャリアの中で、人々に愛されてきたことに感謝しているし、またここに来たいと思っている」と語った。
(By ALLSTARS CLUB編集部)
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