MLSは、屋内フットボールセンターの開発を専門とするToca社と10年間の契約を締結した。
今回の提携は、新興企業や技術への投資を行う子会社「MLS Emerging Ventures」を通じて行われており、ワールドカップまで残り4年となった北米3ヵ国でのサッカーブームを加速させたいと考えている。
Tocaは、北米で最大の屋内サッカートレーニングセンター運営会社で、すでに28センターが稼働中、さらに数センターが近日オープン予定。スポーツの練習だけでなく、娯楽スペースやテーマ別のレストランなども提供している。展開しているのは、主に米国とカナダ。
実は、イギリスにも米国・カナダ外初となる施設がオープンしたのだが、これはトッテナムのストライカー、ハリー・ケインが投資家として参加していることも影響していると考えられる。同社は声明で、「今後10年間で大きく成長する」と述べた。
MLSコミッショナーのドン・ガーバー氏は、「メジャーリーグサッカーは、2026年ワールドカップに向け、北米でのサッカーの成長を加速させるためにTocaと提携できることを嬉しく思っています」と述べている。
最近2026年ワールドカップに向けて、北米でのサッカーブームが上昇している。実際プレミアリーグのプレシーズントーナメントが北米で行われるという話もでている。今後開催が近づくにつれて、さらに熱を帯びていくことだろう。