メジャーリーグサッカーは、大手ゲーム開発会社エレクトロニック・アーツ社(以後EA)との長期パートナーシップの延長を確保した。
この契約は、アップルとの10年間のグローバル放送権契約、IMGエージェンシーのベッティング部門であるIMGアリーナとの8年間のベッティングデータおよびストリーミング配信権契約に続く3つ目の大型契約である。
今回の契約更新により、EAは引き続き、MLSおよび競技用eSportsプラットフォームであるeMLSの公式パートナーに指定されるという。
EA Sports FIFAのブランド担当副社長であるデイビッド・ジャクソン氏は、「世界のゲームが北米で成長し続けているのと同様に、急速に進化するファン層を代表するサッカー体験を提供する機会も増えています。MLSは、北米スポーツ界で最も若く多様なファン層を擁しているため、新しい没入型の方法で次世代を取り込むことがますます重要になります」と話した。
今年以降、EAは、1993年後半から続いてきたサッカーゲームにFIFAブランドを使用しないことをすでに発表しており、2023年からは「EA Sports FC」という名称になる。
また8月頭、EAスポーツは、23-24年からリーガ・エスパニョーラのタイトルスポンサーになることが決まっている。契約期間は5シーズンで、評価額は3000万ユーロにも上ると言われている。
長年のFIFAとの契約を打ち切ることになったEAだが、着実に新たな道を進んでいる。