スポーツとエンターテインメント企業である「エンデバー社」が、シカゴ・カブス、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ニューヨーク・ヤンキースなどのフランチャイズを買収し、Diamond Baseball Holdings(DBH)を設立した。


米国プロレス団体(WWE)や米国総合格闘技団(UFC)を所有するエンデバー社は、新リーグ創設を推進する組織「Diamond Baseball Holdings(DBH)」を設立し、野球界への一歩を踏み出した。同組織を設立するにあたり、エンデバー社はMLBのチームのフランチャイズを買収している。

今回買収されたフランチャイズは以下の通り。

シカゴ・カブス(アイオワ・カブス)

セントルイス・カージナルス(メンフィス・レッドバーズ)

ニューヨーク・ヤンキースの2チーム(スクラントン/ウィルクス・バレ・レイルライダーズ、ハドソンバレー・レネゲード)

サンフランシスコ・ジャイアンツ(サンノゼ・ジャイアンツ)

アトランタ・ブレーブスの4チーム(グイネット・ストライパーズ、ミシシッピ・ブレーブス、ローマ・ブレーブス、オーガスタ・グリーンジャケッツ)

エンデバー社のマーク・シャピロ会長は、「このような歴史あるスポーツの所有権を得る機会は少なくなってきており、今回の買収は当社のスポーツ資産部門に大きな成長をもたらすと確信しています」と述べている。近い将来、さらなる買収を発表するという。

各チームに在籍経験のある日本人選手

■シカゴ・カブス→上原浩治、川崎宗則、高橋尚成、田口壮、田澤純一、ダルビッシュ有、福留孝介、藤川球児、和田毅

■セントルイス・カージナルス→田口壮

■ニューヨーク・ヤンキース→伊良部秀輝、井川慶、黒田博樹、五十嵐亮太、田中将大、松井秀喜、イチロー

■サンフランシスコ・ジャイアンツ→村上雅則、藪恵壹、田中賢介、新庄剛志、青木宣親

■アトランタ・ブレーブス→川上憲伸、斎藤隆

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