日本のスポーツ用品メーカーであるミズノは、会計年度(4月〜3月)の第1〜3四半期の売上高を、2020年同期比17%増となる1249億円で締めくくった。
また、純利益は61億円となり、コロナウイルスの影響を大きく受けた2020年同期の19億円と比較すると、大幅に増加した。利益は過去9ヶ月で3倍以上となっている。
日本市場は引き続き売上高を先導しており、同市場の売上高は、前年同期比9.5%増であった。次いで、アメリカ市場は35%増の185億円、ヨーロッパ市場は39.6%増の141億円、アジア・オセアニア市場は22.3%増の126億円と続く。
製品カテゴリー別では、フットウェア部門とスポーツウェア部門が主な売り上げ源となっている。2021年度9ヵ月間の売上高は、ウェア類が350億円、次いでフットフェア類が351億円だった。
PSGセルヒオ・ラモスがミズノと契約
ミズノは、セルヒオ・ラモス(パリ・サンジェルマンFC)とミズノブランドアンバサダー契約を締結したことを発表した。
今回の契約により、セルヒオ・ラモスはサッカーシューズ「MORELIA NEO Ⅲ β JAPAN(モレリア・ネオ・スリーベータジャパン)」やライフスタイルシューズ、アパレルを着用する予定。
また、ミズノ品に関する改良や開発に対するアドバイスをもらうと共に、サッカー品やライフスタイルシューズ、アパレル品の宣伝・広報活動にも協力するとのこと。
セルヒオ・ラモスは、以下のように述べている。
「サッカーの歴史が豊富な日本のスポーツブランド、ミズノのブランドアンバサダーとなれたことを誇りに思います。 私は子供の頃にミズノのシューズを履いていました。それから何年も経ちましたが、最新のミズノのシューズを試着して、すぐにその当時の感触を思い出しました。 ボールに触れる感覚、軽さ、フィット感において、素晴らしい品質を誇っています。 今こうして再びミズノと結ばれることになり、ミズノのシューズを着用して、この先多くの勝利を祝えることを嬉しく思います。」