リバプールとのFAカップ4回戦で躍動した日本代表FW三笘薫。その活躍は圧巻だった。

同点で迎えた後半アディショナルタイム。フリーキックからのパスを受けたエストゥピニャンがふわりとしたボールを逆サイドの三笘に送ると、ボールを受けた三笘はシュートフェイントで相手1人をかわし、冷静にボールを流し込んだ。

三笘にとっては直前のリーグ戦から2試合連続でのゴールとなり、チームはFAカップ5回戦への進出を決めた。5回戦の対戦相手は、今シーズンイングランド2部リーグで18位(24チーム中)に沈むストーク・シティ。順当にいけばもう一つ先へ駒を進めることができるだろう。

さて、この劇的な決勝ゴールを決めた三笘だが、スポーツ分析を行う『OPTA』によると、この試合終了時点で、今シーズンの全リバプール戦で合計10回のドリブルを成功させたことになったという。もちろんトップの数字である。

また、三笘がドリブルを成功させている相手は右サイドバックのアーノルドで、10回中半分に上るそうだ。