欧州の名門ACミランとMLBの名門ニューヨーク・ヤンキースが異例のコラボレーション。
MLB2022年のポストシーズンが始まった10月11日(現地時間)、ヤンキースタジアムでのACミランのグッズ販売が開始した。そしてまもなく、ミラノ市内のACミランのショップにヤンキースのグッズが並ぶ予定だ。
Welcome to the BX, @Florenzi 👋
— New York Yankees (@Yankees) October 9, 2022
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ACミランといえば昨年のセリエA王者である欧州の名門。かつてはマルディーニやバレージなど数々の名選手がプレーしていた。
一方のヤンキースもMLB屈指の名門チームで、ワールドシリーズ優勝27回、ア・リーグ優勝40回を誇る。松井秀喜や田中将大、黒田博樹、イチローといった名選手もプレーしたことがある。
今シーズンのヤンキースは特に知名度が高いだろう。理由は、打率.311、62本塁打、131打点、OPS1.111を記録したMVP筆頭候補のアーロン・ジャッジが所属しているチームだからだ。日本でも何度もニュースに出てきた。
ACミランのCROであるカスパー・スティルスビグ氏は、「世界的に知名度のあるニューヨーク・ヤンキースと一緒に旅ができることは、私たちにとって大きな誇りです。このコラボレーションは、ACミランを新たな高みへと成長させたいという当クラブの願いの証です」と述べた。
一方でヤンキース上級副社長兼ヤンキー・グローバル・エンタープライズCFOのトニー・ブルーノ氏は、「両チームの間に強い結びつきが生まれることは、世界中の市場でスポーツファンとスタイルにこだわる消費者の両方を取り込みたいという私たちの願いを完璧に満たすものです。私たちは、この提携を開始することにこれ以上ない喜びを感じています」とコメントした。