チェルシー

2022年3月7日、マンチェスター・シティのホームで行われたマンチェスターダービーで、デブライネが先制点を含む2ゴールを決め、マンチェスター・シティの4-1での圧勝に大きく貢献した。また、この試合の1点目、デブライネはプレミアリーグ通算50得点を記録した。

デブライネは、2015年にヴォルフスブルクからマンチェスター・シティへ移籍すると、初年度から期待通りの活躍を見せ、チャンピオンズリーグベスト4やEFLカップ優勝に大きく貢献した。

その後も毎シーズン安定したパフォーマンスを披露しており、長年強豪マンチェスター・シティの絶対的主力として活躍している。数々のアシストをスターリングやアグエロに供給し、18-19年シーズンにはリーグで20アシストをマークした。

さらに、MFながらアシストのみならずゴールも量産しており、その積み重ねとしてリーグ通算50ゴールを達成したのだ。その試合ではもう1得点決めたため、通算51得点となっている。

このようにMFでゴールを量産することはFWほど簡単なことではないが、世界No.1リーグと言っても過言ではないプレミアリーグの歴史には、MFでゴールを量産してきた選手が存在する。

今回はミッドフィルダーのプレミアリーグ歴代得点ランキングを紹介していこう。(参照:こちら


5位 マット・ル・ティシエ(101点)


1986年〜2002年と選手人生の大半をサウサンプトンでプレーし、セインツの英雄として讃えられるマット・ル・ティシエ。ミドルシュートを得意としており、様々な形からゴールを量産した。

4位 スコールズ(107点)


現役時代マンチェスター・ユナイテッド一筋で活躍してきたスコールズ。公式戦では650試合以上に出場しており、長きに渡り一線で活躍してきたことがわかる。スコールズといえば正確無比な長短のパスだが、両足での威力のあるシュートも魅力的だった。

3位 ギグス(109点)


ギグス
もスコールズ同様、現役時代マンチェスター・ユナイテッド一筋で活躍してきた。公式戦出場963試合はクラブ歴代最多となっている。彼の左足から繰り出される鮮やかなテクニックに魅了されたファンも多いことだろう。

2位 ジェラード(120点)


ジェラードといえばリバプール。リバプールといえばジェラード。キャプテンとしてチームを長年引っ張り、自身もゴールなど目に見える活躍でチームに貢献してきた。キャリアハイのゴール数(リーグ戦のみ)は08-09年で16得点をあげている。ジェラードのゴールといえば強烈なミドルシュートだろう。

1位 ランパード(177点)


MFゴールランキング1位はチェルシーのレジェンドMFランパード。ジェラードほどの威力はないものの、確実なシュートコントロールでミドルシュートを決めてきた。チェルシー所属時代にはプレミアリーグ優勝3回、チャンピオンズリーグ優勝1回に貢献している。

まとめ


以上がプレミアリーグでのMF歴代得点ランキングトップ5となっている。実は、全ポジションを含めたトップ50を見てみてもこの5選手しかランクインしていないため、いかにMFでゴールを量産することが難しいかが分かるだろう。

現役のMFで全ポジションを含めたトップ100にランクインしているのは、G・シグルズソンとミルナーのみだが、デブライネやブルーノ・フェルナンデスなどのMFは将来ランクインしてくるのだろうか。