サッカー界において、キャリアを通して同じクラブで長年プレーするのは珍しいこと。クリスティアーノ・ロナウドのようにチームに欠かせない存在であっても、他クラブへ移籍することもある。
今回は、同一クラブで最も多くの得点を奪った選手トップ5を紹介していこう。
5位 ヨーゼフ・ビカン(543ゴール、スラビア・プラハ)
1930〜1940年代に活躍した選手。チェコのスラビア・プラハというクラブで積み重ねたゴール数は「543」。
4位 フェルナンド・ペイロテオ(544ゴール、スポルティング)
ヨーゼフ・ビカンと同じく1930〜1940年代に活躍した選手。リーグ得点王も複数回受賞した。ポルトガルのスポルティングで544ゴールを積み重ねた。
3位 ゲルト・ミュラー(568ゴール、バイエルン)
ドイツを代表するストライカー。Transfermarktによると、バイエルン・ミュンヘンでは611試合に出場して568ゴールを決めている。1970年にはバロンドールを獲得した。西ドイツ代表としても1974年のワールドカップ優勝に貢献している。
2位 ペレ(643ゴール、サントス)
サッカーの王様。ペレが残した功績は数えられないほどのものである。10代の時にブラジル代表を初のワールドカップ優勝に導くと、最終的にサッカー史上唯一の「3度のワールドカップ優勝」を経験した。長年在籍したブラジルの名門サントスで積み重ねたゴール数は、「643」。
1位 メッシ(672ゴール、バルセロナ)
同一チームで最もゴールを決めたのは、メッシ。04/05年のアルバセテ戦でトップチーム初ゴールを決めると、そこから20/21年のセルタ戦まで672ゴールを積み重ねた。かつては代表で結果を残せないと言われていたメッシだが、2021年のコパ・アメリカ、2022年のワールドカップと連続で大きなタイトルを獲得した。