スペイン『Cadena SER』によると、監督技術委員会(CTA)の会長であるメディナ・カンタレホ氏は、マテウ・ラオス氏とカルロス・デル・セロ・グランデ氏に対し、ラ・リーガでの審判活動は今季限りだということを伝えたという。ただ、ビデオアシスタントレフェリーとしての活動の可能性はあるそうだ。
マテウ・ラオス氏は2008年からラ・リーガで280試合以上の審判を務めた経験のあるベテランレフェリー。オリンピックやユーロ、2度のワールドカップでの主審を務めたこともある。一方で、イエローカードを多発する審判としても知られており、2022年カタールワールドカップ準々決勝のオランダ対アルゼンチンでは物議を醸した。また、ワールドカップからラ・リーガに復帰した後のエスパニョール対バルセロナでもカードを多く出したこともあり、数試合の出場停止処分を受けていた。
一方のカルロス・デル・セロ・グランデ氏は、ラ・リーガで230試合以上担当したことのある審判員。ユーロでも審判を務めたことがある。
(By ALLSTARS CLUB編集部)