前回の50位~31位をまだ見られていない方はこちら

今回は引き続き30位から21位を紹介していく。

30位-エヴァニウソン

上昇幅:1300万ユーロ
現在の市場価値:2200万ユーロ
所属クラブ:FCポルト
年齢:22歳
国籍:ブラジル

FCポルトで昨シーズン好成績を残したターゲットマン型のストライカーだ。ワンタッチのプレーに長けており、ポストプレーでシンプルに味方に繋ぎ攻撃の起点となることができる。シンプルといってもブラジル人らしい遊び心も彼のプレーから垣間見える。

ボックス内での決定力や勝負強さもありジルーを彷彿とさせる。

29位-アルマンド・ブロヤ

上昇幅:1300万ユーロ
現在の市場価値:2200万ユーロ
所属クラブ:チェルシー
年齢:20歳
国籍:アルバニア

チェルシーが保有しているが、ここ二年はレンタルで修行に駆り出されているブロヤ。昨シーズンはサウサンプトンでプレーしており、32試合で6ゴール1アシストとまずまずの活躍。プレミア初挑戦、中堅クラブ、レンタルとしてやってきている選手ということを鑑みるとこの成績は評価に値するのかもしれない。

22-23シーズンからはどのクラブでプレーするかはまだはっきりとしていないが、絶対的な点取り屋が定着していないチェルシーではブロヤがフィットしてほしいと願うサポーターも多いのではないだろうか。

28位-ブレンデン・アーロンソン

上昇幅:1300万ユーロ
現在の市場価値:2500万ユーロ
所属クラブ:リーズユナイテッド
年齢:21歳
国籍:アメリカ合衆国

ハフィーニャ、フィリップスの移籍で資金を得ることができたリーズはレッドブル・ザルツブルクからアーロンソンを獲得。

近年アメリカではプリシッチやドルトムントのジョバンニ・レイナ、ユベントスのウェストンマッケニーと欧州5大リーグで活躍できる選手が増えてきているが、アーロンソンもその一人となるだろう

ハフィーニャの去就によるリーズの攻撃力低下は散見されるだろうが、アーロンソンがアタッキングサードにおいてどこまでリーズの攻撃にバラエティをもたらすか楽しみだ。

27位-ニコ・シュロッターベック

上昇幅:1300万ユーロ
現在の市場価値:3300万ユーロ
所属クラブ:ボルシア・ドルトムント
年齢:1300万ユーロ
国籍:ドイツ

今シーズンにフライブルクからドルトムントに移籍したシュロッターベックは昨シーズンに頭角を表すこととなった。ファンダイクのようにどこをとっても抜け目のないようなセンターバックだ。

2023年でフライブルクとの契約が切れるようだったが、このタイミングで獲得したドルトムントも流石といったところか。次にドルトムントから強豪クラブに移籍する頃には大きなキャピタルゲインを得る将来が目に浮かぶ。

話は変わるがカタールW杯のドイツ代表との試合ではひょっとするとシュロッターベックのプレーが見られるかもしれない。

26位-マテウス・ヌネス

上昇幅:1300万ユーロ
現在の市場価値:3500万ユーロ
所属クラブ:スポルティングCP
年齢:23歳
国籍:ポルトガル

昨シーズン開幕当初は500万ユーロだったのが現在3500万ユーロになっているヌネス。マーケットでは決定的な動きがまだ発表されていないが、強豪クラブがこぞって欲しがる選手のうちの一人だ。CLでシティと対戦した後もペップが絶賛していた。

そんなヌネスは現在リバプールやシティ、チェルシーと昨シーズンの上位3チーム全てから関心を示されている。

25位-ガブリエウ・マガリャンイス

上昇幅:1300万ユーロ
現在の市場価値:3800万ユーロ
所属クラブ:アーセナル
年齢:24歳
国籍:ブラジル

FWにはガブリエウ・ジェスス、そしてセンターバックにはもう一人のガブリエウがいる。惜しくも昨シーズンCL圏を逃したアーセナルだが、有望な若手が経験を積み着実に成長している。

22-23ではマガリャンイス、ホワイト、サリバと盤石なセンターバック陣が形成されている。その中でもマガリャンイスは対人能力に関して言えば頭一つ抜けているといった印象だ。

24位-クリスティアン・ロメロ

上昇幅:1300万ユーロ
現在の市場価値:4800万ユーロ
所属クラブ:トッテナム
年齢:24歳
国籍:アルゼンチン

20歳の時にアルゼンチンの地元クラブから守備の国イタリアへ移籍したクリスティアン・ロメロ。ジェノアで1年目から主力として活躍すると、翌シーズンに強豪ユベントスへ移籍。

しかし、同クラブで出場することはなく、ジェノアとアタランタへ1年ずつローン移籍することとなった。20-21年のアタランタで一気に評価を上げると、21-22年にはアタランタからトッテナムへのローン移籍を果たす。

プレミア初挑戦でも持ち前の守備力を発揮し、2022年から完全移籍でトッテナムでプレーすることになる。

23位-ブレナン・ジョンソン

上昇幅:1400万ユーロ
現在の市場価値:1500万ユーロ
所属クラブ:ノッティンガム・フォレスト
年齢:21歳
国籍:ウェールズ

ノッティンガム・フォレストを昇格へと導いた立役者の一人だ。チャンピオンシップ16ゴール9アシストとエース級の活躍を見せる。ウェールズ代表の次世代エース候補だ。

スピードがあり、且つ細かいタッチが武器のジョンソンは今季プレミアのレベルでどこまで活躍できるのか見ものだ。

22位-イブラヒム・サンガレ

上昇幅:1400万ユーロ
現在の市場価値:2400万ユーロ
所属クラブ:PSVアイントホーフェン
年齢:24歳
国籍:コートジボワール

昨シーズン堂安が所属していたPSVでチームメイトだったサンガレ。潰し屋としての仕事もこなす一方でミドルサードからボールを運んだり、前線へのキーパスをだせる選手で現在PSVで好調だ。

プレースタイルやシルエットからも同郷のレジェンド、ヤヤ・トゥーレと比較されることも多い。

21位-ルイス・シニステラ

上昇幅:1400万ユーロ
現在の市場価値:2500万ユーロ
所属クラブ:リーズ・ユナイテッド
年齢:23歳
国籍:コロンビア

ブレンデン・アーロンソンと同じく、今季からリーズに加入したシニステラ。昨シーズン、エール・ディヴィジで12G7A、カンファレンスリーグでは6G4Aと国内、国外のコンペティションで目覚ましい成績を残している。

緩急をつけたドリブルでカットインが彼の持ち味であり、来季のリーズではアーロンソンとシニステラと新加入の選手が新風を巻き起こしてくれそうな予感がする。