ガビ

21-22シーズン後半から成長を遂げ市場価値を急上昇させている選手TOP50をご紹介。

今回はラストの10位~1位。これまでの50位~11位までを見られていない方はこちら。

10位-ヴィティーニャ

上昇幅:1800万ユーロ
現在の市場価値:3000万ユーロ
所属クラブ:パリサンジェルマン
年齢:22歳
国籍:ポルトガル

FCポルトの下部組織で育ったヴィティーニャは、20歳でトップチームデビューを果たす。翌シーズン(20-21年)にプレミアリーグのウルブズへレンタル移籍を行うと、21-22年ポルトで主力として活躍した。その活躍が認められ、22-23年からPSGでプレーする。

中盤からパスを展開するプレースタイルで、チームメイトで言えばヴェラッティに近いだろう。最強フォワード陣にどれだけ質の高いパスを供給できるかに注目だ。

9位-ユリエン・ティンバー

上昇幅:1800万ユーロ
現在の市場価値:3500万ユーロ
所属クラブ:アヤックス
年齢:21歳
国籍:オランダ

CBをメインとしているが、アーセナルの冨安やバルセロナのアラウホ、クンデ、レアル・マドリーのミリトンのように右サイドバックもこなせる選手だ。下部組織の時代には左サイドバックもしていたという。ティンバーのように現代サッカーでは特に最終ラインにおけるユーティリティ性が高く評価される。

そんなティンバーはマンU行きの噂もあったが、22-23もアヤックスに残るそうだ。オランダ代表ではデ・フライとファン・ダイクがセンターバックを務めるため、ティンバーは右サイドバックとして起用される。

8位-オーレリアン・チュアメニ

上昇幅:2000万ユーロ
現在の市場価値:6000万ユーロ
所属クラブ:レアル・マドリー
年齢:22歳
国籍:フランス/カメルーン

22-23の移籍市場で最高額としてモナコからマドリーに移籍したチュアメニ。カゼミロの後釜として”レアル王朝”を引き継ぐことができるか期待だ。

7位-ガビ

上昇幅:2000万ユーロ
現在の市場価値:6000万ユーロ
所属クラブ:バルセロナ
年齢:18歳
国籍:スペイン

ペドリと同じく今後のバルセロナのインテリオールを担っていく存在だ。左ウィングとしても起用されることもあるが、ファティも怪我から復帰した上、フェラン・トーレスもいるため22-23はインテリオールとしてペドリとタッグを組むことが多いだろう。

更にそれはクラブだけに限らず、スペイン代表でも遜色ないぐらいにプレーできるほどに既に完成されている選手だ。カタールW杯で日本代表と対戦するときはガビをスタメンとしてみることができるかもしれない。

契約更新は現在完了されていないが、背番号30から6に切り替えたのは本人がクラブに残りたいという意志を感じ取れる出来事とも取れるだろう。

※ラ・リーガではトップチームは背番号を25番以内に収める必要がある。ガビは当時30番だったが、これは2軍登録のため。契約更新すればまず間違いなくトップチームとして登録されるだろう。

6位-ロドリゴ

上昇幅:2000万ユーロ
現在の市場価値:6000万ユーロ
所属クラブ:レアル・マドリー
年齢:21歳
国籍:ブラジル

今季はヴィニシウスが覚醒したことで注目を集めがちだが、ロドリゴもクラブに絶大な貢献をしている。

記憶に新しいのはチャンピオンズリーグ準決勝のマンチェスター・シティ戦だろう。セカンドレグでマフレズに先制されアグリゲートスコア3-5で負けている中、89分からロドリゴの2発で一気に同点に追いつく。勢いに乗ったマドリーは最終的に逆転に成功した。

そんなロドリゴだが、契約を延長したことで2028年までレアルでプレーすることとなった。

5位-ヒューゴ・エキチケ

上昇幅:2200万ユーロ
現在の市場価値:2800万ユーロ
所属クラブ:パルサンジェルマン
年齢:2200万ユーロ
国籍:フランス/カメルーン

スタッドランスから今季買取OP付きのローン移籍でPSGにやってきたエキチケ。長身でダイナミックなプレーを得意とする。瞬発的なスピードも速く、決定力もある選手だ。

リーグ1では昨シーズン10G4Aとまずまずな成績だ。おそらくターンオーバーとしてムバッペの代わりに使われることが多くなるだろう。

4位-ダルウィン・ヌニェス

上昇幅:2300万ユーロ
現在の市場価値:5500万ユーロ
所属クラブ:リバプール
年齢:23歳
国籍:ウルグアイ

昨シーズンからブレークしたヌニェス。プリメイラ・リーガでは28試合中26ゴール4アシスト。CLでも6ゴールを決め、ベンフィカのベスト8に貢献。敗れはしたもののリバプール相手に2点を決めた。

南野のときとおなじようにクロップ自身がヌニェスに惚れたのかどうかは分からないが、22-23の移籍市場でリバプールに移籍。

PSMでは幸先が悪かったが、コミュニティシールドではシティ相手にダメ押し点を決め、KOPの心を鷲掴みした。

3位-ルイス・ディアス

上昇幅:2500万ユーロ
現在の市場価値:6500万ユーロ
所属クラブ:リバプール
年齢:25歳
国籍:コロンビア

冬の移籍市場でリバプールに加入したルイス・ディアス。ポルトから加入して早々即戦力としてチームにフィット。22-23シーズンはマネがクラブを去ってしまったが、左サイドの攻撃は心配しなくてもよさそうだ。

先日行われたコミュニティシールドでも持ち前の推進力でマンチェスター・シティのディフェンス陣の驚異となっていた。

2位-クリストファー・エンクンク

上昇幅:2500万ユーロ
現在の市場価値:8000万ユーロ
所属クラブ:ライプツィヒ
年齢:24歳
国籍:フランス/コンゴ

21-22シーズンのブンデスリーガで年間最優秀選手賞を受賞。公式戦で34Gを記録。今シーズン獲得に動いたクラブも多かったが、ライプツィヒと契約を更新したことで少なくとも今シーズンはライプツィヒでプレーするだろう。ただし争奪戦が勃発するのも時間の問題だ。

そんなエンクンクは逸材を輩出しているパリサンジェルマンの下部組織出身だ。詳しくはこちら

1位-ラファエル・レオン

上昇幅:3500万ユーロ
現在の市場価値:7000万ユーロ
所属クラブ:ACミラン
年齢:23
国籍:ポルトガル/アンゴラ

昨シーズン後半からミランを立て続けに勝利へ導き、セリエ優勝へ導いた快速ウィングだ。身体能力に足元の技術が加わり、ティエリ・アンリと比較されることも多い。

21-22のセリエAラスト5試合では2G6Aというシーズンで最も大事な次期に素晴らしい結果を残しセリエA最優秀選手賞を受賞。