シモン・マルチニャク

日本時間の6月11日にイスタンブールで行われるインテル・ミラノ対マンチェスターCのチャンピオンズリーグ決勝戦で主審を務める予定のシモン・マルチニャクにスキャンダルが発覚した。

イタリアメディア『ラ・レプッブリカ』によると、マルチニャクは「排外主義的、同性愛嫌悪的、人種差別的、反ユダヤ主義的な立場」の思考で知られている極右団体の集会に参加したと報道されている。

『ネバーアゲイン』という団体に指摘され、最初ポーランドのメディアで報道された後、UEFAがこの問題について調査を開始。

『ラ・レプッブリカ』によると「UEFAはシモン・マルチニャクに対する告発を把握しており、緊急の説明を求めています。UEFAとサッカー界全体は、この政治団体の考え方を強く非難し、この告発を非常に重く受け止めています」と述べ、UEFAはこの件についての近日中に決定を下す予定であると報道している。

全ての証拠を分析した後、金曜日に新たな発表が行われる予定。極右政党『コンフェデラツィア』のリーダーであるスワヴォミル・メンツェンによって主催された『エベレスト』集会は、5月29日にカトヴィツェで開催された。

ポーランドのメディアによると、SNS上でのイベント紹介にはメンツェンとマルチニャクがFIFAの審判服を着て写っていたと報じられた。

(By ALLSTARS CLUB編集部)