マンチェスターユナイテッド

日本時間8月23日、マンチェスターU対リバプールの一戦が行われた。マンチェスターUはここまで2戦2敗、リバプールは2戦2分けと両者勝ちのない状態での試合だったが、軍配が上がったのはマンチェスターUだった。

先制したのはマンチェスターU。左サイドでの崩しから中央にクロスが入ると、ボールを受け取ったサンチョが冷静に流し込んだ。さらに後半開始直後、ラッシュフォードが追加点を奪い2点のリードに成功。

一方のリバプールは、後半35分にサラーが1点を返すも反撃はここまで。シーズン初勝利を先に掴んだのはマンチェスターUとなった。

ところで、マンチェスターUとリバプールはイングランドにおいて最大級のライバル関係にある。両クラブ間の直接的な移籍は、1964年まで遡る。

関連記事:マンチェスターユナイテッドvsリヴァプールFC 代々続くライバル関係

今回は、プレミアリーグ創設以降(1992年以降)、この両チームに所属したことのある選手たちを紹介していこう。

ポール・インス

マンチェスターU:
231試合25ゴール16アシスト(89-95)

リバプール:
81試合17ゴール11アシスト(97-99)

一人目は元イングランド代表MFポール・インス。デビューを飾ったウェストハムで3シーズン過ごしたのち、チームの2部リーグ降格に伴い、マンチェスターUへ移籍した。同クラブでプレーした6シーズンでは、2回のリーグ優勝に貢献した。

その後、セリエAの強豪インテルへ移籍するも2シーズンでプレミアリーグに復帰。その復帰後最初のクラブがリバプールであった。2シーズンの間リバプールで活躍を見せたポール・インスは、ミドルズブラやウルブズなどを経て、2007年に引退した。

マイケル・オーウェン

リバプール:
297試合158ゴール47アシスト(96-04)

マンチェスターU:
52試合17ゴール3アシスト(09-12)

二人目は元イングランド代表FWマイケル・オーウェン。96-97年、17歳の時にリバプールトップチームデビューを飾ると、翌シーズンから主力として活躍。リバプール最終年の03-04年まで7シーズン連続2桁ゴールを達成した。

その後レアル・マドリードでプレーしたが、1シーズンでプレミアリーグに復帰。ニューカッスルに4シーズン在籍したのち、09-10年にマンチェスターUへ移籍することとなった。

しかしここでは怪我などの影響もあり、思うような活躍ができず。11-12年限りでの退団となった。