マンチェスター・シティとアトレティコ・マドリードが21-22年チャンピオンズリーグの準々決勝で顔を合わせる。チャンピオンズリーグ優勝経験がない両者の初優勝をかけた熱い戦いが繰り広げられるだろう。

マンチェスター・シティ、アトレティコ・マドリード共に過去の最高成績は準優勝。マンチェスター・シティは、20-21年にクラブ史上初となる決勝の舞台に立つことができたが、同じプレミアリーグのチェルシーを前にゴールをこじ開けることができなかった。

一方のアトレティコ・マドリードは、13-14年、15-16年に決勝へ進出したが、共にレアル・マドリード相手に勝ちきることができずに準優勝で幕を閉じた。

果たして、準決勝に進出するのはどちらだろうか。

今回は、試合に先立って、過去に両チームに所属したことのある選手を紹介しよう。


セルヒオ・アグエロ

 

2006-2011 アトレティコ・マドリード

2011-2021 マンチェスター・シティ


まずはなんと言ってもアグエロだろう。2021年夏にバルセロナに移籍するも、体調不良により1年も経たない間に引退を余儀なくされた。

アグエロは、マンチェスター・シティの歴代得点記録を持っており、その数なんと184ゴールにも上る。

ステファン・サヴィッチ

 

2011-2012 マンチェスター・シティ

2015-現在 アトレティコ・マドリード


今やアトレティコの欠かせない存在であるステファン・サヴィッチ。警告の多さは気になるが、アトレティコの堅い守備陣を支える。マンチェスター・シティではほとんど出場機会を得られずに退団したため、印象に残っている方も少ないのではないだろうか。

ロドリ

 

2018-2019 アトレティコ・マドリード

2019-現在 マンチェスター・シティ


若くしてペップシティの守備の要となっているロドリ。身長が190cm以上あるにも関わらず足元のテクニックがあるのは、流石スペインといったところだろうか。そのプレースタイルなどからブスケツの後継者と言われる。アトレティコ・マドリードでは1シーズンしかプレーしていないが、大きな存在感を見せた。

デミチェリス

 

2013 アトレティコ・マドリード

2013-2016 マンチェスター・シティ


元アルゼンチン代表DFも実は両チームに所属していた。しかし、デミチェリスの場合、アトレティコには2ヶ月しか所属しておらず、さらには試合にも出場していない。アトレティコからすれば、フリーで獲得したのちに2ヶ月でマンチェスターに売却することができたため、大きなプラスとなった。