マジョルカは、本拠地の改修に必要な資金の15%近くを、ラ・リーガとCVCの提携に夜資金分配(通称ラ・リーガ・インプルソ)に頼ることなく確保した。
その方法とは1999年まで本拠地として使用していたリュイス・シッチャルスタジアム(Lluís Sitjar)が建設されていた所有地の売却だ。この売却により、290万ユーロを受け取ることになる。
マジョルカのゼネラルビジネスディレクターであるアルフォンソ・ディアス氏は、「これは歴史的な瞬間であり、初めて真のオファーが提示されたのです。クラブと他の所有者は、何十年もの間、解決策を見出すことができませんでした。今こそ解決し、政治的合意によって街が緑に包まれるときだと信じています」と述べた。
同氏は、受け取った資金をすべて本拠地エスタディ・デ・ソン・モイシュの改修に充てることを保証している。尚、総予算は約2000万ユーロの見込み。
この計画では、元のスタジアムの収容人数を増やすことは想定しておらず、23,150人から、スタジアム南端の改築後は20,500人程度に減少するとさえ言われている。
ただ、大きく変わるのはスタンドとピッチの距離。最前列からピッチまでの距離は、場所によっては現在の25メートルや45メートルから8.5メートルに短縮されるという。