日本ではあまり見慣れないかもしれないが、万歳をしている人のようなロゴがモチーフのマクロンは、クラブ向けのテクニカルサプライヤー部門を強化する目的で、スペインで勢いをさらに伸ばしている。
すでに、マドリー、マラガ、サンセバスチャン、サラゴサ、ヘレス、サラマンカ、サンティアゴ・デ・コンポステラの6店舗に加え、新たに7店舗のシングルブランド・ショップを展開している。
多くのマクロンファミリーがタイトルを獲得した21-22シーズン。
— マクロンジャパン|macron Japan (@macron_japan) June 8, 2022
全ての選手とクラブ関係者に感謝とリスペクトを。 pic.twitter.com/d4HjiOb9tW
すでに、マドリー、マラガ、サンセバスチャン、サラゴサ、ヘレス、サラマンカ、サンティアゴ・デ・コンポステラの6店舗に加え、新たに7店舗のシングルブランド・ショップを展開している。
スポーツマーケティングディレクターでマクロン社取締役のロベルト・カソラーリは「すでにパンデミック前の2019年のレベルを超えている」とスペインメディア「2Playbook」に説明している。パンデミック前と比較すると同社の成長率は32%にもなる。
マクロンは主にフランスやイギリス、スペインの売上が多く、スペインでは今年、売上高全体の約15%、1300万から1500万ユーロの貢献が見込まれている。競技別でみると、サッカーが収益の70%を占め、ラグビーが第2競技としての地位を確立している。
またマクロンは、欧州5大リーグでは11クラブのテクニカルスポンサーを務めており、ナイキとアディダスに次ぐ欧州第3位のブランドだ。2022-2023年には多国籍企業のナイキ、アディダス、プーマと並んで、ビッグ5(リーガ、プレミア、ブンデス、リーグ1、セリエA)に存在するブランドとなる。
同社にはプロクラブとアマチュアクラブの2つの部門が存在する。プロクラブの部門で売上高がパンデミック前の2019年比で10%成長し、日本、米国、カナダ、チリ、オーストラリア、中東などの新市場に進出したものの、依然として活動の90%を欧州に集中させている。