どのスポーツでも連勝することは難しい。対戦相手、チームのコンディション、ホームかアウェイかなどで環境が大きく異なるからだ。
サッカー界でもそれは同じこと。20-21年の欧州5大リーグ優勝チームを見ても、マンチェスター・シティが6敗、アトレティコ・マドリードが4敗、バイエルン・ミュンヘンが4敗、インテルが3敗、リールが3敗とどのチームも複数回土をつけられている。
しかし、過去には負け知らずで連勝記録(引き分けを含む)を伸ばしていったチームも存在する。
有名どころでいえば、03-04年のアーセナル無敗優勝だろう。26勝12分でシーズンを終え「Invincibles(インビンシブルズ)」として語られる。
実は、このアーセナルの無敗記録はサッカー界では3位である。2位と1位は何年のどのチームなのだろうか。
今回は、欧州サッカー界の連続無敗記録トップ5を紹介しよう。
5位 リバプール 44試合
2019年1月から2020年2月の間に44試合の連続無敗記録を樹立したリバプール。この期間中に獲得可能な勝ち点132のうち、122ポイントを獲得し、平均獲得勝ち点2.77と驚異的な数字を残した。
この年、クロップが率いるリバプールはマネ、フィルミーノ、サラーの強力3トップに加え、ファン・ダイクやロバートソン、アリソンらのソリッドな守備陣を擁し圧倒的な強さを見せた。結果的に99の勝ち点を獲得している。
連続無敗記録が途絶えたのは、優勝した19/20シーズンの第28節ワトフォード戦。無敗優勝も見えていたチームは0-3で敗れ、無敗記録は44でストップした。
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Liverpool’s unbeaten streak …
— ESPN FC (@ESPNFC) February 29, 2020
– 422 days
– 44 games
– Second-longest in English top-flight history
– Second team to go unbeaten in the first 27 games of a season
What a run 👏 pic.twitter.com/6QM9w49Z3M
4位 ユベントス 49試合
11-12に23勝15分で無敗優勝を成し遂げたユベントスは、連続無敗記録を49試合まで伸ばした。同年は、ブッフォンやキエッリーニ、デル・ピエロなどの既存の選手とピルロやクァリャレッラ、リヒトシュタイナー、ビダルといった新戦力が噛み合った。
そしてこの一年は偉業の始まりに過ぎなかった。なんと最終的に19-20年まで9連覇を成し遂げたのだ。ただ、20-21年はインテルにスクデットを奪われ、連覇記録がストップした。また、21-22年も格下のチームに負けることが多く、優勝争いからは少し遠ざかっている。
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One word to describe this beauty by @delpieroale? 👅
— JuventusFC (@juventusfcen) January 24, 2019
📅 24.01.2012 🆚 Roma pic.twitter.com/B7rbkxg00g
3位 アーセナル 49試合
インビンシブルズといえば03-04年のアーセナル。ベンゲル監督の下、26勝12分でプレミアリーグ無敗優勝を成し遂げた。レーマンをはじめ、キャンベルやコロ・トゥーレ、ローレン、アシュリー・コールといったディフェンス陣、ヴィエラやジウベルト・シウバといった中盤の潰し屋、ユングベリ、ピレス、ベルカンプ、アンリといった豪華攻撃陣が揃う最強チームだった。
この年、無敗優勝を達成したアーセナルだが、チャンピオンズリーグでは同国のチェルシーに敗れて敗退している。
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22 years. 1,235 games. 2,298 goals. 716 wins. 49, 49 undefeated. 7 FA Cups. 3 @PremierLeague titles. 2 Doubles. Won the league at Old Trafford. Won the league at White Hart Lane. Invincible. Legend.
— Arsenal (@Arsenal) October 22, 2018
🎶 There’s only one Arsène Wenger 🎶 pic.twitter.com/0cyfKkpqWc