今年の3月に世界各国のリーグにおける監督の定着率を表したデータが発表された。プレミアリーグを例に出すと、2年以上続けた監督が全体の45%に対し、6ヶ月で解任された監督は全体の40%である。それだけ監督業というのは難しいということだ。
それもそのはず、チームの状態が悪くなれば真っ先に矛先を向けられるのが監督であり、相当な責任感も持っていることだろう。
しかし、過去には信じられないほど長きにわたって同一チームで監督を務め続けた人物もいる。今回はプレミアリーグにおいて、同一チームで監督を務めた在任期間ベスト3を紹介しよう。
※この記事の「プレミアリーグ」とは、92-93年以降のことを指す
3位 モイーズ(11シーズン)
エバートンで11シーズン指揮をとったモイーズ氏。就任当初下位に低迷していたエバートンを中堅クラブにまで押し上げた。04-05年には4位でシーズンを終えて、06-07年から辞任するまで8位から5位の間をキープした。
PHOTO: David Moyes thanks the fans after his last game in charge of Everton at Goodison Park. #EFC pic.twitter.com/j0bNRgwCAP
— Everton (@Everton) May 12, 2013
2位 ファーガソン(21シーズン)
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド指揮官アレックス・ファーガソン。マンチェスター・ユナイテッド自体は1986年から率いているが、プレミアリーグ創設からであると21シーズン監督を務めていたことになる。プレミアリーグ優勝13回、FAカップ優勝5回、チャンピオンズリーグ優勝2回など輝かしい功績を残して勇退した。
Sir Alex Ferguson has undergone surgery today for a brain haemorrhage. The procedure has gone very well but he needs a period of intensive care to aid his recovery. His family request privacy in this matter.
— Manchester United (@ManUtd) May 5, 2018
Everyone at Manchester United sends our very best wishes. pic.twitter.com/SDoNzMwVEZ
1位 ベンゲル(22シーズン)
名古屋グランパスを率いたのち、1996年から2018年までアーセナルで監督を務めたアーセン・ベンゲル。この間に、プレミアリーグ優勝3回、FAカップ優勝7回と素晴らしい成績を残した。圧巻は03-04年で、プレミアリーグ無敗優勝を果たしている。唯一ベンゲルが獲得できなかったビッグタイトルはチャンピオンズリーグだった。
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— Squawka (@Squawka) April 20, 2022
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