クロップ監督率いるリバプールがワールドカップでも活躍した、今シーズン絶好調のオランダ代表FWガクポ(23歳)を獲得した。
ガクポはここまでリーグ戦14試合で9ゴール12アシスト。ワールドカップではグループステージで3試合連続ゴールを決めるなど乗りに乗っている。
冬の移籍は調整期間が短いため、夏に比べてすぐに活躍するのが難しいと言われているが、果たしてガクポは即座にフィットすることはできるのか。
それではクロップがリバプールの監督に就任した15/16年以降、冬の移籍でリバプールに加入した主な選手たちを振り返っていこう。
※データはTransfermarktより
マルコ・グルイッチ(15/16年、700万ユーロ)
クロップ監督が最初に獲得したのがこのグルイッチ。当時19歳の選手だ。大型の中盤として期待されていたが、リバプールではあまり活躍することができず、ローンを繰り返したのち現在はポルトでプレーする。カタールワールドカップにもセルビア代表として出場したが、数分間のプレーに終わっている。
フィルジル・ファンダイク(17/18年、8465万ユーロ)
クロップ政権で最も目玉となっている冬の選手獲得は、このファンダイクだろう。サウサンプトンから当時ディフェンダー史上最高額で獲得した。近年のリバプールの躍進を支える選手の一人である。
南野拓実(19/20年、850万ユーロ)
ザルツブルクでの活躍を受けて、晴れて強豪リバプールに移籍した南野拓実。マネ、サラー、フィルミーノという最強3トップの牙城を中々崩すことができなかったが、カップ戦などでは大きくチームに貢献した。
ルイス・ディアス(21/22年、4700万ユーロ)
ポルトでほぼ1試合1ゴールのペースでゴールを量産し、21/22年の冬にリバプールに加入。いきなりチームにフィットし、欠けていた穴を埋めた。コロンビア代表としてワールドカップに出場することはできなかった。