昨年、パリで開催されたチャンピオンズリーグ決勝。レアル・マドリードがリバプールを1-0で下し優勝を果たしたが、試合前にスタジアム外で混乱が起き、観客の入場が遅れ、試合開始が遅れていた。
今回、スタジアム外で被害を受けたとする約900人のリバプールファンがこの件に関してUEFAを相手取り、訴訟を起こしたと『ESPN』が伝えている。
ロンドンのLeigh Day法律事務所は、887人の代理人として申し立てを行い、合計1,076人のクライアントを抱えていると述べた。
UEFAの事務局長であるTheodore Theodoridis氏は、先月、UEFAが特定のチケットを持っていたリバプールファンに返金すると発表した際に、「当日、サポーターのネガティブな経験を認識している」と述べていた。
当初はリバプールファンに混乱の原因があるとUEFAの調査委員会が発表していたが、UEFAが運営上の問題が原因であること認め、その後謝罪し、返金を行っていた。
スタジアムでは当日、警察が催涙ガスを使用する事態にまで発展していた。
(By ALLSTARS CLUB編集部)