フランスの民間放送局である「TF1」は、大手「Amazon Prime Video」との間で、フランスサッカーリーグ1のハイライトのサブライセンス契約を更新した。2007年以来の権利獲得だ。
サブライセンス契約とは使用者が権利を付与することだ。つまり本来リーグ1がライセンスを所有しているが、TF1に放映権を販売し、更にTF1がアマゾンに放映権を許諾したという流れだ。
レキップ紙が報じたこの契約により、アマゾンは、リーグ1の試合を提供し続けることができるようになった。
アマゾンは、2021-22年から2023-24年にかけて、1シーズンあたり2億5000万ユーロを支払い、リーグ1の8試合のライブ放映権を獲得している。
TF1のスポーツ・ディレクターであるジュリアン・ミルリュー氏は、「アマゾンとの新しい契約は、リーグだけでなく商業放送局にとっても良いニュースだ」とレキップに語っている。
また、「編集の面では、よりリッチなプログラムを提供できるようになる。番組の前にすでに行われた3試合を振り返ることができるが、映像によってリーグ1の選手のプロフィールが豊かになるだけでなく、我々のディベートも厚みが増す」と付け加えた。
欧州5大リーグの中でも、リーグレベルで言えばかなり劣ってしまうリーグアン。このように報道の種類が増えることによって知名度や人気度の向上に繋がりPSGの他にも実力をつけてくるクラブが増えてくる兆しとなるだろう。