メキシコリーグ

2022年1月7日から、メキシコリーグ(リーガMX)の後半戦(クラウスーラ)が始まり、それと同時に最新市場価値が発表された。Jリーグと比べてどれくらいの差があるのだろうか。

メキシコリーグの概要


さて、日本人からするとメキシコリーグと言われてもどのようなリーグか想像がつきにくいかもしれない。一時期本田圭佑がパチューカに所属していたことから多少の知名度はあると思うが、クラブ名などあまり知らない人も多いのではないだろうか。

メキシコリーグの強豪クラブといえば、クラブ・アメリカとクルス・アスル。それに加えたクラブ・ウニベルシダ・ナシオナル(通称:プーマス)とグアダラハラ(通称:チバス)がメキシコビッグ4となっている。

リーグのレギュレーション


リーグは前期(アペルトゥーラ)と後期(クラウスーラ)に分かれており、それぞれH&Aなしの総当たり。1部リーグは18クラブが所属しているため、17試合ずつとなる。

前期と後期でそれぞれ優勝チームが出る形になるのだが、8クラブ(※)がプレーオフで優勝に向けて戦う。各ステージの優勝・準優勝チームにはCONCACAFチャンピオンズリーグ出場権が与えられる。

※1〜4位の4クラブと5〜12位から4クラブ

メキシコリーグの主な歴代所属選手


ウーゴ・サンチェス(元メキシコ代表、レアル・マドリード)

イバン・サモラーノ(元チリ代表、レアル・マドリード)

ベベト(元ブラジル代表、フラメンゴ)

ペップ・グアルディオラ(元スペイン代表、バルセロナ)

ロナウジーニョ(元ブラジル代表、バルセロナ)

リーガMX最新市場価値ランキング


それでは本題の2022年クラウスーラの最新市場価値トップ5を見ていこう。

5位 マクシミリアーノ・メサ


国籍・代表:アルゼンチン代表

クラブ:モンテレイ

市場価値:900万ドル

年齢:29歳

4位 フェルナンド・ゴリアラン


国籍・代表:ウルグアイ代表

クラブ:サントス・ラグナ

市場価値:900万ドル

年齢:27歳

3位 ルイス・ロモ


国籍・代表:メキシコ代表

クラブ:モンテレイ

市場価値:1130万ドル

年齢:26歳

2位 カルロス・ロドリゲス


国籍・代表:メキシコ代表

クラブ:クルス・アスル

市場価値:1130万ドル

年齢:25歳

1位 フロリアン・トヴァン


国籍・代表:フランス代表

クラブ:ティグレス

市場価値:1580万ドル

年齢:29歳

Jリーグ選手との比較


フロリアン・トヴァンは2021年までフランスリーグ1の強豪マルセイユでプレーしていた。そのためメキシコリーグの中では市場価値が高めとなっている。

ではJリーグの選手の市場価値はどれくらいなのか。Transfermarktによると、1位は浦和レッズの酒井宏樹。トヴァンと同じくマルセイユでプレーしていたが、酒井の市場価値は400万ドルだ。Jリーグの市場価値1位の選手がメキシコリーグの5位の選手の数字にも満たない。

日本でそれほど認知度が高くはないものの、実力のある選手が揃っていることがわかる。