ブラジルの強豪「パルメイラス」が、ウルグアイのモンテビデオで行われた「コパ・リベルタドーレス2021」の決勝戦を制して優勝したことで、クラブ史上3度目の南米大陸のクラブトーナメントの頂点に立ちました。

延長戦までもつれ込んだ今回の決勝戦は2年連続でブラジルチーム同士で行われ、ベルダオ(緑)の愛称で知られるパルメイラスはフラメンゴに2-1で勝利しました。

近年、パルメイラスはこの大会で圧倒的な強さを誇っていますが、最大のライバルである隣国のアルゼンチンのクラブのような成功を収めるにはまだ程遠いのが現状です。

ブラジルのクラブが18回の優勝を誇る一方で、アルゼンチンのクラブは25回リベルタドーレス杯を制しています。実際、リベルタドーレスの最多優勝は、7回の優勝を誇るインデペンディエンテ・デ・アベラネダで、ボカは6回、リーベルプレートは4回となっています。

「コパ・リベルタドーレス2021」で優勝したパルメイラスが獲得した賞金額はいくらか?


パルメイラスにとっては、2年連続のリベルタドーレス制覇です。パルメイラスは今回の優勝で2850万ドル(約32億円)の賞金を獲得しました。

また、2位のフラメンゴは、決勝に進出したことで1,950万ドル(約22億円)を手にしました。コパ・リベルタドーレスは1960年から行われており、参加する全チームは300万ドル(約3億円)を受け取ることができます。

一方で日本のクラブが戦うAFCチャンピオンズリーグの優勝クラブが獲得する賞金額は400万ドル(約4.5億円)と大きな差があります。