レバンテは、今年、2023年までの契約を延長した技術事務局長のマヌエル・サルバドール氏とダビド・ナバロ氏、バレンシア地域クラブ採用担当責任者のマヌエル・ファハルド氏の3名はハビエル・ペレイラ監督とともにクラブを去ることになった。


レバンテは、ハビエル・ペレイラ監督の解任に加え、スポーツ部門に関わるマヌエル・サルバドール氏、ダビド・ナバロ氏、マヌ・ファハルド氏の3名との契約解除を発表した。監督以外の3名は今年3月に2023年までの契約を更新していたところだ。レバンテは、クラブの危機を乗り越えるための策として解雇せざるを得なかった。現在は、リザーブチームの監督であるアレッシオ・リシ氏が暫定的にチームを指揮している。

今回のスポーツ部門の刷新は、チームの結果が振るわないことが原因だ。1週間前には、クラブが2020-2021年シーズンに1740万ユーロ(約22億3700万円)の損失を出したと発表しており、11年ぶりの赤字となった。彼らの目的は、選手移籍による1040万ユーロ(約13億3700万円)のキャピタルゲインを得ることである。

今シーズンのクラブ予算は6590万ユーロ(約84億7300万円)で、2020-2021年に比べて7%増となっている。そのうち、テレビ放映部門では1.7%増の5330万ユーロ(約68億5300万円)、スポンサーシップおよび広告部門では8.6%増の820万ユーロ(約10億5400万円)と、それぞれ新記録達成を目指す。