今年の7月末、イタリア・セリエAの名門ラツィオは、世界最大級の暗号通貨取引所バイナンスと22/23年のセリエAにおける試合のNFTチケット販売の開始を発表していた。
ラツィオのファン・トークンパートナーシップは、2021年10月にバイナンスがユニフォームのメインスポンサーとなることで始まった。スポンサー契約は3000万ユーロで、契約期間は2年間。さらに1年間の延長の可能性もあるとのこと。
😉👏🏻 Good first take, @binance! #CMonEagles 🦅 pic.twitter.com/y6AJIu9VTi
— S.S.Lazio (@OfficialSSLazio) October 18, 2021
そして今回、バイナンスがNFTチケット(1試合 or シーズン)の販売を開始することになった。
NFTのチケット購入者は、スタディオ・オリンピコで試合を観戦することができるようになる。また、観戦に加え、ショップでの購入が10%オフ、ヨーロッパリーグの観戦チケットが20%オフになるなどの特典も付いている。
さらに、NFTのチケットを購入したファンは、ファントークンを獲得し、数々の限定イベントへの参加も可能になる。
ラツィオのマーケティングディレクターであるマルコ・カニジャーニ氏は、「バイナンスとのコラボレーションにより、我々が提供する様々な商品とファンとの関わり方に影響を与えることになりました。ラツィオとバイナンスとのパートナーシップを通じて、ブロックチェーン技術を使用した多くの機能が開始されることが期待されます」と話した。
インモービレやミリンコビッチ=サビッチ、ロマニョーリといったトップ選手を擁するラツィオ。新たなファン層と共に99/00年以来のスクデット獲得を目指す。