レアルマドリードは、新しいベルナベウに最先端技術を導入しようとしている。同クラブは、ベルナベウにヨーロッパ最大のWiFi6の設備を導入するために、米国のテクノロジー企業であるシスコと複数年契約を締結したとのこと。なお、本契約の財務的条件は公表されていない。
マドリードの新しい技術パートナーとなったシスコによって、ベルナベウは「世界で最も技術的に進んだスポーツ会場のひとつ」に変わることができるという。「ベルナベウに設置された1,200台以上のアクセスポイントで、より優れた速度、信頼性、帯域幅が向上し、より多くのファンが快適にインターネットがつかえるようになる」とクラブは述べている。
このように現時点で具体的な内容や実施方法は公開されていないがマドリードは重点的にファン体験の向上を目指しており「スタジアムや世界中のファンに革新的な体験を提供できる」と断言している
唯一、クラブは、高精細映像配信とデジタルサイネージを組み合わせた1,000台以上のスクリーンをスタジアムに設置し、「複合施設全体でファンの関与を高め、新しいエンターテインメントを生み出す」ことを可能にするとだけ告知している。この試みは新たなマッチデー関連収入を得るための鍵になると予想されている。
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マドリードのグローバルスポンサーとメインスポンサー
このスポンサー契約によりシスコは、ニベア、アウディ、ハンコック、マホウ、アボット、イージーマーケッツ、EAスポーツ、ヒューゴ・ボス、パラジウム、ミートレスファーム、セラボディと並ぶ、マドリードのグローバルスポンサーの一員となる。
それらのスポンサー群の上にメインスポンサーとしてアディダスとエミレーツがある。エミレーツ社に関しては今シーズン終了時に契約延長を発表するだろう。
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