スペインの裁判所は、ラ・リーガのテレビ放送に関する規則違反で受け取った制裁金について、レアル・マドリードが提出した控訴を棄却した。同裁判所が、レアルの訴えを棄却したため、クラブが裁判費用を負担することになった。
レアル・マドリードは、放映権の商業化、管理、使用はラ・リーガではなくクラブが各々で対応すべきなどと主張した。裁判所は12月の時点で、クラブが放映権の管理を求めた2390万ユーロ(約31億1600万円)の請求を棄却していた。
レアル・マドリードがラ・リーガ相手に法廷で敗れたのは、今回が初めてではない。合計7回の判決がマドリディスタスの訴えを拒否し、内6回の判決がラ・リーガ側の主張を確認する形で下されている。